企業が株主の増加と定着を狙って設定することが多い株主優待。「株主優待」というと、金券や食品が多いイメージですが、なかにはユニークな商品を進呈している企業も。そこで、2月に権利確定する銘柄のうち「体験」や「割引券」など“ユニークな商品・サービス”を設定している企業を厳選して5社ご紹介します。※2025年2月の権利付き最終日は2月26日(水)です。
3.トーヨーアサノ〈5271〉…名産品または「体験」
2025年1月30日時点:2,385円/売買単位:100/割当基準日:2月末日
静岡県に本社を持つ「トーヨーアサノ」は、コンクリート2次製品の中堅企業。1951年創業の株式会社東洋パイルヒューム管製作所と1951年創業の東扇アサノポール株式会社が合併し、1997年に設立されました。「杭テック」をキーワードに、主力の中低層ビル用の高支持力パイルのほか、トンネル用構造材も製造・施工しています。関東圏を中心に、現在は20の都道府県で事業を展開しています。
そんな「トーヨーアサノ」は、300株以上を保有する株主に、「5,000円相当の静岡県沼津市近郊産の商品」または「体験」を進呈しています。
◆優待内容
5,000円相当の静岡県沼津市近郊産の商品または体験
1つ----------(300株以上)
2つ----------(1,000株以上)
※地元静岡県沼津市の情報発信と地域社会への貢献のため、静岡県沼津市近郊産商品、沼津地域における体験型商品を進呈
4.市進ホールディングス〈4645〉…市進教育グループ受講優待券
2025年1月30日時点:480円/売買単位:100/割当基準日:2月末日
1965年創業の「市進ホールディングス」は、千葉県に本社を置き、首都圏を中心に教育事業を運営しています。小中学生の学習指導を行う「市進学院」や現役高校生を対象とした「市進予備校」、個別指導の「個太郎塾」や、小学受験・幼児教育を行う「桐杏学園」を運営しているほか、映像事業や介護福祉サービス事業なども展開しています。
そんな市進ホールディングスは、300株以上を保有する株主に対し、「市進教育グループ受講優待券」を進呈。お子さんを持つ株主には嬉しい優待内容です。さらに、1年以上継続保有する株主には、千葉県市川市の特産品を中心としたカタログギフトから3,000円相当の商品を選択することができます。
◆優待内容
市進教育グループ受講優待券
5,000円分----------(300株以上)
10,000円分----------(500株以上)
20,000円分----------(1,000株以上)
※2月末日時点で1年以上継続保有(2月末日および8月末日の株主名簿に同一株主番号で1,000株以上保有を連続3回以上記載)の株主は、千葉県市川市の特産品を中心としたカタログギフトから3,000円相当を選択可