個人株主向けに企業が行っている株主優待制度は、実は日本独自のものです。日本の“贈答文化”が生んだ制度、なかでも特に人気なのが「食券」や「金券」なのだとか。そこで今回は、8月に権利が確定する優待銘柄のなかから、人気の「食券」「金券」を優待に設定している銘柄を厳選して3社紹介します。※2025年8月の権利付き最終日は8月27日(水)です。
株主優待で食べるラーメンはなぜこんなにも美味いのか…8月に権利確定「食券」「金券」がもらえる銘柄厳選3社【株主優待】
8月に権利確定する株主優待銘柄…購入は「8月27日(水)」までに!
トランプ米大統領の一挙手一投足で株価が乱高下する、先行きの見通し難い相場環境が続く。そんなときこそ、ファンダメンタルズはいったん忘れて、株主優待を上手に使いながら日々の生活をちょっぴりお得にしてみるのもいいかもしれません。
そこで今回は、8月末日に権利確定する銘柄のうち、「金券」を優待内容としている銘柄を厳選して3つ紹介します。
なお、8月の権利付き最終日は「8月27日(水)」です。
1.ハイデイ日高〈7611〉…おこめ券or株主優待券
2025年8月22日時点:3,805円/売買単位:100/割当基準日:2月末日/8月末日
中華料理チェーン店「日高屋」でおなじみの「ハイデイ日高」は、1973年創業の外食企業です。首都圏を中心に約450店舗を展開しており、直営店をメインに展開することで、品質の均一化とブランド力向上、店舗管理を徹底。顧客満足度を高め、順調に売り上げを伸ばしています。
また、店舗で使用している麺や餃子、スープや野菜といった主要食材は、埼玉県行田市にある自社工場で製造。これにより、高品質ながら低価格を実現し、高い総利益率を維持しています。
そんなハイデイ日高は、100株以上を保有する株主に対し、株主優待券・あるいはおこめ券のいずれかを進呈。保有株数に応じて進呈枚数が増え、1,000株以上を保有する場合、1万円分の株主優待券がもらえます。
◆優待内容
(1)株主優待券(500円券)
(2)おこめ券
(1)または(2)のいずれかを選択
(1)2枚(1,000円分)、(2)1枚----------(100株以上)
(1)10枚(5,000円分)、(2)3枚----------(500株以上)
(1)20枚(10,000円分)、(2)5枚----------(1,000株以上)
2.識学〈7049〉…QUOカード
2025年8月22日時点:904円/売買単位:100/割当基準日:2月末日/8月末日
2015年設立の「識学」。“伴走型”の組織コンサルティングを得意とし、2024年11月時点で4,500超の企業にマネジメントを行っているほか、「識学」をベースとしたwebサービスの開発・提供や関連書籍の出版も行っています。
そんな識学は、200株以上を保有する株主に対し、5,000円分のQUOカードを進呈しています。
◆優待内容
5,000円分のQUOカード
(200株以上)