まるで日常に魔法にかけたようにワクワクを届けるクリスマス・シーズン。サンタクロースがクリスマス・イヴの晩に「一体どうやって世界中の子どもたちにギフトを届けているのか」気になるところです。イヴの日のサンタを追いかけることができるテクノロジーを紹介します。
聖夜に空を飛び回るサンタクロースを追跡! クリスマスにワクワクを届けるテクノロジー (※写真はイメージです/PIXTA)

最新テクノロジーで明らかになったサンタの最も効率的な配送ルートを街並み3Dデータと重ねた絵本

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

日本中に子どもたちはたくさんいるのに、サンタは一体どうやって限られた時間内にプレゼントを配っているの? そんな子どもの疑問に答える絵本があります。『クリスマスのキセキ』は、音速の6.5倍で地球1.5周半の距離を駆け巡るサンタの旅程に想像力を膨らませられる一冊。

 

絵本では、日本国内にある約2万の小学校の座標を子どもの住んでいる街と定義。そのすべてを最も効率よく回るルートを、数学の難問「巡回セールスマン問題」の解法を用いて計算し、地図上にビジュアライズしています。絵本の中にある大きな地図に、綿密な計算ルートの線が走ります。何時に自分の街を通るのか? 思わず大人も確かめたくなります。

 

また、Google Earth Studioが提供する街並みの3Dデータと配送ルートを重ねて、サンタとトナカイの見え方をシミュレーションしてくれます。地元の名産品に気を取られたり、富士山に寄り道したり、奈良ではとある出会いも…。かなり過酷な旅路にもかかわらず、おもしろおかしくプレゼント配りをこなすサンタとトナカイのユニークなキャラクターも物語の楽しみどころの一つです。

 

参考:「クリスマスのキセキ」|クリスマスのキセキ制作委員会

https://xmas-kiseki.jp/