2070年には名称も変化?「入りたい」と思える理想の施設
これまで見てきたように、すぐれたテクノロジーの導入により、2070年の老人ホームやそこでの生活は、現代とは劇的に変化しているといえるでしょう。
そしてそのころは、もしかしたら「介護施設」という言葉自体が変化している可能性も。
年をとってもできることが変わらず、むしろそこに入居することでできることが増え、多くの人が「入りたい」と思える、希望のある施設……。現在の介護施設がそんな形に変貌を遂げれば、「介護」ではなく、よりポジティブなイメージの呼び名が定着しているのかもしれません。
50年後、はたしてどのような「理想の老人ホーム」が実現しているのかは想像するしかありませんが、少なくとも現在20、30代の人たちにとって、それが楽しい想像であることは間違いなさそうです。
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<プロフィール>
カワハタユウタロウ
フリーライター。大学卒業後、編集プロダクション勤務を経て、Eコマース・通販関連業界紙の編集部に約7年間所属。その後、新聞社系エンタメニュースサイトの編集部で記者として活動。2017年からフリーランスのライターとして、エンタメ、飲食、企業ブランディングなどの分野で活動中。