「こんなはずじゃなかった..」と、退職金の運用で後悔する人は少なくありません。今回ご紹介するのは、銀行員に勧められるまま退職金の半分を使って外貨建て保険に加入した、田中栄太郎さん(仮名)の事例。人生100年時代に備えて資産形成をしたいと思った田中さんに、いったい何が起きたのでしょうか。シニア世代の資産運用の落とし穴とそれを避ける方法を、大手銀行に長年勤務した経験を持つFPの青山創星氏が詳しく説明します。
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後悔しかありません…退職金1,000万円で銀行員に勧められるがまま「外貨建て保険」を契約した65歳・元会社員の悲惨な末路【FPの助言】
投資の神様ウォーレン・バフェット氏の「リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こるものです」というのは身に染みる言葉です。
田中さんの経験は、多くの定年退職者が直面する可能性のある問題を浮き彫りにしています。慎重さと知識、そして適切なアドバイスの重要性を忘れずに、それぞれの人生に合った最適な資産運用の道を探っていくことが大切です。
青山 創星
ファイナンシャルプランナー