まとまった睡眠時間がとれなければ「分割睡眠」も

――分割睡眠とは?

西野:例えば、睡眠時間がまとまってとれない時に、短い時間でも一旦睡眠をとるというのも一つです。分割して眠っても、深いノンレム睡眠があれば睡眠の重要な機能は果たされます。 

――いつもは深夜0時頃に寝るのですが、21時頃についウトウトしてしまってソファで寝てしまうこともあります。23時頃に目を覚まして「中途半端に寝てしまったな」と思い、睡眠の質にとってはあまり良くないことだと思っていたのですが……。
 
西野:分割睡眠にも、1日に何回か分けて寝るとかいろいろなパターンがあるんですが、そこは個人差があるので必ずしも皆さんに勧められることではないのですが……。

基本的には寝る時間と起きる時間を決めてリズムを作るのが一番で、時間についてはあまり気にする必要はないと思います。眠くなった時に寝るのも理にかなっていて、睡眠の寝つきがよくなるので眠いときには寝てしまいましょう。ただせっかく寝るのであれば、睡眠に良い環境で寝ないともったいないです。

西野精治

スタンフォード大学医学部精神科教授/睡眠生体リズム研究所所長

株式会社「ブレインスリープ」創業者 兼 最高研究顧問