副業にもさまざまな種類がありますが、SNSやスキルシェアアプリを使って「自分の得意分野」をビジネスにつなげる人も増えています。自分も始めてみようかな……と思っても、身近な家族や友人に相談すると「なんか怪しいよ」と止められる……。『お金も知識も自信もない私に、稼げる副業を教えてください!!』(かんき出版)著者の宮中清貴氏は、このように否定的な意見をいわれたときにつぶやくことばがあるといいます。詳しくみていきましょう。
「なんか怪しいよ」「やめといたほうがいいんじゃない?」…挑戦を邪魔する“ドリームキラー”への〈意外な対処法〉
「ドリームキラー」には心の中で“心配ありがとう!大好き!”とつぶやく
田中:先生、家族の反対や友人に否定的な意見を言われることがある場合、どうすればいいのでしょうか?
宮中先生:はじめくん、それを世の中では「ドリームキラー」と言うよ! ドリームキラーは、「夢を殺す」という意味で、まさしく、「はじめくんの夢が叶うはずない。夢ものがたりだ!」とあきらめる方向に促す人たちなんだ。
田中:そうなんです。それを言われることがあって少し凹んでいます……。
宮中先生:はじめくんもか。モチベーションが下がってしまうよね。でも、そんなときこそ、ドリームキラーがなぜ現れるのかを理解しておけば、落ち込まなくなるよ。
田中:しくみ、ですか?
宮中先生:はじめくん。世の中の人は「知らない=怪しい」という考えを持ってしまうんだ。はじめくんに叶わないと言った相手は、副業のことに詳しくないんじゃないかな。そんな人に話してしまうと、「知らないこと=怪しい」と判断されてしまうんだ。そこまではわかるかい?
田中:周囲の人の場合にも当てはまるんですね。
宮中先生:そこで理解しておきたいのは、家族や友人は、はじめくんを大切に思うからこそ、良かれと思って反対や否定をしているってこと。
田中:え……、そ、そうなんですか?
宮中先生:たとえば、はじめくんが自分でビジネスを始めることで、誰かに騙されたり、たくさんのお金を失ったりするんじゃないかと考えて、大変な思いをしないようにと、はじめくんを守ろうとしているだけなんだよ。
だからそんな人がいたら、心の中で「心配ありがとう! 大好き!」とつぶやいておいて、その話はそこまでにすればいい!
田中:先生はそうしているんですね! 僕もそうします!!
夢や目標は“達成してから”驚かす
宮中先生:反対されないための一番のコツは、夢や目標は応援してくれる人以外には言わないことだ。達成して成功してから驚かすといいよね。
田中:確かに、それが一番いいかもしれません。
宮中先生:既に副業をしている人に、はじめくんが夢を語ったとしたら、その人は僕のように全力ではじめくんを肯定して応援してくれると思うよ!