「食べると太る」の思い込みを捨てる

食事の指導をしていると、「食べると太る」と思い込んでいる人がいかに多いか、ということに驚かされます。「ケーキを食べると太るから我慢しなきゃ」「もうひと切れピザを食べたいけれど、太るからやめておこう」というように、食べると太るからとにかく食べる量を減らそうと考えるのはつらいこと。食べることに対して罪悪感を持っていると、食事が楽しくなくなってしまうでしょう。

「食べると太るから」と食べたいのに食べない我慢を重ねているのに、思ったとおりの結果が得られないとストレスはたまる一方。理想の体にならないのはしっかり食べていないからにもかかわらず、「こんなにがんばっているのに、どうしてやせないの?」というイライラが募ると、「だったらもういいや!」とダイエットをあきらめてしまうことになりかねません。

「食べると太る」は、単なる思い込み。「食べないから太る」だということに考え方をシフトしましょう。食べるものを選び、とにかくよく嚙んで食べれば、誰でも必ずキレイになれるのです。