ダイエットは食べ方にフォーカスしよう

そうすれば、自然と体が整うことを知っているので、私はいわゆる「GI値」についてもあまり意識はしていません。

GI値(グリセミックインデックス)とは、血糖値の上がり方を示した指標のことで、GI値の高い食べものほど、それを食べると血糖値が急上昇するといわれています。GI値の高い食べものは太りやすい、とされるのはそういう理由でしょう。

ただ、GI値だけで食事をコントロールしようとするのは、なかなか大変なことです。そもそも、食事と食事の間隔を空けすぎれば、どんなに気をつけて食べても血糖値は上がってしまうもの。

GI値を気にしすぎるよりは、「食事と食事の間の時間を8時間以上空けない」「とにかくよく嚙んで食べる」という「食べ方」のほうにフォーカスしたほうが楽だと思いませんか? 「食べると太る」の思い込みは捨てて、今日から「楽しくコツコツ」の食事で一緒にキレイになりましょう。

萩野 祐子

管理栄養士/血糖分析アドバイザー

ユイット合同会社代表