東京都心の桜の開花宣言が3月29日に気象庁から発表され、「今年はどこに桜を見に行こうかな」とお花見計画を立てている人も多いのでは? 女性誌『ハルメク』をグループで発行する株式会社ハルメクホールディングスの「ハルメク 生きかた上手研究所」がこのほど50歳以上の女性(事前調査490人、本調査449人)へのアンケート結果をもとにした「50歳からのハルメク世代に聞く なんでもランキング」を発表。「50歳以上の女性に人気のお花見スポット」をご紹介します。
3位は皇居・北の丸公園・千鳥ヶ淵、2位は姫路城、1位は…
まず、3位だったのは東京都の「皇居・北の丸公園・千鳥ヶ淵」で、「川など水面に映る桜を楽しめる」(31.9%)の理由が最多を占め、そのほか「木の本数が多い、広範囲に咲く」(31.6%)、「散歩しながら楽しめる」(29.9%)があがりました。
2位は「姫路城」(兵庫県)で、「城など建物とのコントラストが良い」(71.2%)と特徴ある白いお城と桜のある景色に言及する人が多く、5位「高遠城址公園」、9位「大阪城公園」、10位「小田原城址公園」、13位「名古屋城・名城公園」を抑えて2位となりました。
そして、1位に輝いたのは、「吉野山」(奈良県)で、理由の1位は「山全体が桜で染まる」(64.6%)、2位「木の本数が多い、広範囲に咲く」(54.1%)で、約200種3万本*もの桜が密集するスケールの大きさに圧倒される人が多い結果となりました。
*吉野山観光協会HPより
その他として、「弘前城のお堀。満開の桜の花が散ってお堀を埋め尽くしピンク一色になるところが素晴らしい」(62歳)、「カメラを趣味にしている方に教えたい。新宿御苑は桜の種類が多く、また咲いている時期が長いので。石神井川沿いは川辺の桜が見事で良い構図の写真が撮れます」(72歳)という耳よりの情報も寄せられました。
また、「若い頃は桜の花をいつでも見ることができる、と思っていたし、別れと始まりの季節を感じてあまり好きではなかった。年齢を重ねると桜を見ることができた! と喜びを感じるようになりました。家族みんなで近くの公園でも、一緒に桜を見に行ってほしいです」(62歳)など、年を重ねてきたからこそのコメントもあがりました。