「今夜はありがとうございました。とても楽しかったです。次回は弁護士を交えて法廷で会いましょう」

“Thank you for tonight. It was a lot of fun. Let’s meet in court with our lawyers next time.”

『ろくでもない英語の言い訳300(ダイヤモンド社)』より抜粋 イラスト:村上テツヤ
『ろくでもない英語の言い訳300(ダイヤモンド社)』より抜粋
イラスト:村上テツヤ

――人類がアルコールを手に入れてからこれまで、地球上で発生した酒による失敗の数は天文学的数字にのぼります。吐く、酔いつぶれるなどの体調不良ならまだしも、酒の勢いを借りた奇行や暴言は後々まで禍根を残し、我々の会社員生活を肩身の狭いものとしてしまいます。

「失敗は成長のもと」といいますが、一線を越えた失敗の先には成長ではなく訴訟が待っていますので、節度ある飲酒を心がけましょう。

◆◆◆お開きになる申し開きフレーズ◆◆◆

部長の「全集中アルコールの呼吸」で、新入社員が食べたものをすべて戻した。

Due to the manager’s “Total Concentration Alcohol Breathing”, the new employee threw up everything he ate.

――鬼舞󠄀辻無惨も吐くかもしれません。

「先ほどはご無礼して申し訳ございませんでした。おわびにインスタ映えするゲロを吐きました」

“I’m sorry for my rudeness. As a show of my apology, I threw up some photogenic vomit for Instagram.”

――加工はモザイクの一択です。

「飲みすぎてステータスが状態異常に変わったため、そろそろ帰ります」

“I’ve drunk too much, and my status has changed to critical condition, so I’ve got to get going.”

――「この中に、お医者さんか、状態異常解除の魔法を使える僧侶はいませんか⁉」

「禍根の一撃」

わざわいの起こるおおもとがクリティカルヒットすること。