SNSを使った副業をする際に、新規の仕事を次々と獲得するよりも、一つの仕事をリピートする方が実は効率がいい、と起業家の土岐あい氏はいいます。そのためには、実直に仕事をこなすほか、+αでスキルを示すことが有効です。土岐氏の著書『SNSサポート副業』(大和出版)より、クライアントに「またお願いしたい」と思われるスキルについて詳しく見ていきましょう。
「リピート」と「紹介」が止まらない仕事術
最初の仕事を請けた後、新規の顧客を獲得しにいくことはもちろんですが、それよりもはるかに良い方法があります。
それは「リピート」と「紹介」です。あなたがトライアルで請けた仕事をクライアントに満足いただくことで、リピートや紹介が発生します。
アナログではありますが、SNSよりもクラウドソーシングサイトよりも、確実に仕事につながる方法です。
一度SNS投稿代行や事務経理などのSNSサポート副業を依頼いただくと、クライアントは自分の時間を奪っていた仕事を人に任せることができるという体験をしますので、再びその仕事を自分に戻すことに抵抗を感じます。実際に体験をしてもらうことで継続的な仕事になることが多いのです。
慣れるまでは時間がかかっていた仕事も、ルーティンワークになれば効率が上がり工数が減ります。ルーティンワークとなった継続案件を複数獲得していくことで、収入が増え、安定していくようになります。また+αの提案をしたり、ルーティンワークを別のスタッフに任せて自分は指示出しに回るようにすると、さらに案件が増え単価も上がっていきます。
SNSサポート副業は会社員のように決まった給与ではないため、自分の裁量次第で収入を大幅に変えていくことができることも魅力の1つ。あなたのライフスタイルや夢、目標に合わせて、キャリア戦略を立てていきましょう。
それでは、紹介が途切れない人になるために、発注側が「こういう人ならずっとお願いしたい!」と思う、人材の特徴をお伝えします。
発注する側から考えれば、作業やレスポンスが早くて、クオリティが高いものを納品してくれる人にお仕事を頼みたいというのが本音です。まずは、発注側が仕事を依頼する上で、最低限抑えて欲しいポイントはこちらです。