スマホ占有率96%…シニア世代も91%がスマホを選ぶ時代

NTTドコモ モバイル社会研究所『モバイル社会白書2023年版』によると、スマートフォン比率は95.9%。またMM総研が発表した『2023年度上期 国内携帯電話端末の出荷台数調査』によると、国内掲題電話端末の出荷台数は1,223万台。単純計算、1,172万台がスマートフォンだったということになります。

いまや、老いも若きもスマートフォンをもっている時代だといえるでしょう。

では実際にスマートフォンで何をしているのでしょうか。前出の白書に戻ってみていくと、利用シーンのトップは「情報検索」で77.4%。「電子メール」72.9%、「地図・ナビゲーション」が70.7%、「SNS発信/更新」59.1%、「動画/音楽視聴」57.5%、「QRコード決算」55.2%、このあたりまでが利用シーンとして過半数を超えています。

やはり「スマートフォンでSNS」という人は多いようです。ではシニアの場合はどうでしょう。株式会社イオレが60歳以上を対象に行った『インターネットとSNSに関するアンケート』でみていきます。

「利用しているインターネット危機はなんですか?」の問いに対して、「スマートフォン」がトップで91.2%。「パソコン」が77.5%、「タブレット」が26.5%。シニア世代も9割がスマートフォンをもっています。

その利用シーンで最も多いのが「メール」で85.9%。「インターネット検索」85.2%、「SNSの利用」67.4%、「電話」55.6%、「写真撮影」52.6%と続きます。シニアがコミュニケーション手段としてスマートフォンを活用していることが分かります。

ではこのようなシニア世代にとってのSNSとは? 「知っているSNSは?」の問いに対して、認知度が最も高かったのが「LINE」で97.7%。イーロンマスクで何かとニュースになるX(旧Twitterは認知度8割、若年層で人気のTikTokは認知度7割でした。

【シニア世代「SNSサービス」認知度】

LINE…97.7%

YouTube…92.8%

Facebook…89.8%

X(旧Twitter)…80.3%

Instagram…79.9%

TikTok…72.0%

mixi…42.4%