ついこの前寝返りをうつようになったと思ったら、今度は突然ハイハイやつかまり立ちが始まるなど、日々成長する我が子の子育てには喜びがいっぱい。しかしその一方で、夜泣きの対応や活発に活動する赤ちゃんのお世話で体力的に辛さを感じている親御さんも多いのではないでしょうか。近ごろでは、そんな子育てに奮闘するパパママの負担を軽減する最新テクノロジー搭載のサービスが続々と登場しています。そこで今回は、子育て世代を救う最新の「ベビーテック」について紹介していきます。
毎日ヘトヘトなパパママに朗報…顔認識でうつ伏せ感知の機能まで!赤ちゃんの子育てを助ける「最新・ベビーテック」 (※写真はイメージです/PIXTA)

授乳や睡眠時間をリアルタイムに計測できる「BabyDaybook―授乳ノート。育児記録」

「ぴよログ」と同じく、赤ちゃんのミルクや睡眠などさまざまな記録ができるアプリが「BabyDaybook―授乳ノート。育児記録」です。「ぴよログ」と異なる点は、授乳や睡眠時間を「スタート/ストップ」ボタンでリアルタイムに計測できるところ。時間を入力する手間がないので、より手軽に記録ができます。

 

[図表8]Baby Daybook1(授乳時間)

 

[図表9]Baby Daybook2(睡眠時間)

 

そのほかの育児に活用できるアプリ

ほかにも毎日月齢にあわせたお役立ちコラムが届く「ニナルベビー」や、赤ちゃんの写真を撮影日から自動で分類して成長記録がつけられる写真共有アプリ「Peekaboo Moments―Babybook」など日常的に使えるアプリが多くあり、日々の育児を助けてくれるでしょう。

 

今回ご紹介した「ぴよログ」「BabyDaybook―授乳ノート。育児記録」「Peekaboo Moments―Babybook」は、配偶者や家族と記録を共有できるのもポイントです。

進化したベビーモニターやベッドライトで寝かしつけが楽になる

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

寝かしつけ時に欠かせない定番アイテムとなっている「ベビーモニター」も進化しています。近年多くの機種に搭載されているのが、寝返りなどの動きに反応して異変を検知してくれる「動体検知機能」です。

 

動きを検知するとモニターに表示されたり、スマホに通知が来たりするため、安心して赤ちゃんを寝かせられます。ただし機種によって動体検知性能の性能にはばらつきがあるため、感度の高い製品を選ぶのが重要といえるでしょう。動体検知に加えて、顔認証機能を搭載したものも開発されています。うつぶせ寝や布団などが赤ちゃんの顔を覆ってしまう事態を検知し、窒息の危険を防ぎます。

 

モニター機能はありませんが、赤ちゃんの泣き声を分析して「なぜ泣いているのか」を教えてくれるベッドライトも。独自に開発した泣き声から感情を分析する「泣き声診断アルゴリズム」で、80%の精度で泣いている原因を突き止めます。ベッドライトとしての機能も優秀で、入眠の際には目に優しいブルーライトカットの光を、起床時には朝日を模したLEDの光を発して睡眠リズムをサポートします。

 

赤ちゃんの睡眠をサポートするグッズには、ほかにも雑音を緩和してくれる「ホワイトノイズ」を発する製品や、胎内音や波の音などリラックス効果の高いメロディを流して入眠を促してくれるものなどさまざまなグッズがあります。ベビーモニターやベッドライトにそれらの機能が搭載されている場合もあるので、必要な機能が揃った製品を選ぶと毎日の寝かしつけが楽になるでしょう。