別荘の1棟所有はコスト負担が大きすぎる……こうした課題を解消できるのが、複数の所有者で別荘を共有する「タイムシェア別荘」というひとつの選択肢。タイムシェア別荘「旧軽愛宕Club Orbit」を手掛ける株式会社アセンドホーム代表の小野博康氏へのインタビューから、ほかでは決して味わえない軽井沢での別荘暮らしを堪能できる「旧軽愛宕Club Orbit」の魅力を伺っていく。

新発想のタイムシェア別荘「旧軽愛宕 Club Orbit」

高級別荘地として知られる軽井沢。1888(明治21)年、軽井沢の豊かな自然に惹かれたカナダ人宣教師がこの地で最初の別荘を構えたのをきっかけに、外国人の別荘が増え、次第に日本の上流階級へと浸透していった。

 

「別荘を持ちたいけれど管理や費用面のコスト負担が大きすぎる」、あるいは「年間で数週間しか使わないのにもったいない」といった理由から、近年注目されているのが「タイムシェア別荘」だ。

 

タイムシェア別荘とは、複数の所有者で別荘を共有するシステムで、アセンドホーム代表の小野博康氏が2010年に考案した。いまでは多くの企業が手がけている。

 

そんななか、アセンドホームが2020年に開発・販売したのが、The New Whole-Share Resort「旧軽愛宕Club Orbit」だ。約4,300坪の広々としたエリアに、個性が異なる3棟のヴィラとクラブハウスがあり、その土地と建物を複数の所有者で使用するという、従来にない新発想のシェア別荘だ。別荘1棟をシェアするのではなく、複数棟を共有するホールシェア別荘は日本初となる。

 

旧軽愛宕Club Orbitの門構え 
旧軽愛宕Club Orbitの門構え 

 

小野氏は、「『旧軽愛宕 Club Orbit』は、軽井沢に最初の別荘を建てたカナダ人宣教師が過ごした自然豊かな愛宕山地区、軽井沢の別荘発祥の地にあります。元女子聖学院寮跡地で、四季折々の美しさを見せる森の樹々に囲まれ、水の流れがやさしく響くせせらぎなど癒しの空間が広がっています。一方で、観光スポットとしても有名な旧軽井沢銀座通りにも徒歩15分ほどという好立地です」と説明する。

 

「旧軽愛宕Club Orbit」の3棟のヴィラは、いずれも高級感あふれるスタイリッシュな造りで、内装も高機能な設備・仕様で徹底した非日常感を演出する。1年中過ごしやすいように、気密性、断熱性に優れたトリプルサッシと24時間換気システムを採用。室内は常に快適な状態に保たれている。冬は床暖房と薪ストーブの暖かさが部屋を包む。

 

それぞれ個性がある3棟のヴィラ

「Alsace」(アルザス)は、友人や仲間たちと賑やかに過ごすアクティブ・ヴィラ。リビング・ダイニング・キッチンは驚く広さで、ほかに2つのベッドルームと和室を備える。7.1帖と8.2帖のロフトも用意。室内でのパーティーはもちろん、目の前の芝生ガーデンでは花見、テラスではBBQも楽しめる。

 

Alsace ベッドルーム、リビング、テラス
Alsace ベッドルーム、リビング、テラス

 

「Barbizon」(バルビゾン)は、ペットも一緒に楽しむファミリー・ヴィラ。親子、孫と一緒の3世代まで、ほかの客に気兼ねすることなく軽井沢の別荘ライフを満喫できる。

 

Barbizon 夜間のテラスと昼間の入り口
Barbizon 夜間のテラスと昼間の入り口

 

「Chamonix」(シャモニー)は、夫婦など少人数でくつろぐプライベート・ヴィラ。緑濃い森に佇み、樹々の間を流れる小川のせせらぎも聞こえる。谷に向かってせり出したテラスからは格別な眺望が楽しめる。静かな軽井沢を存分に満喫できる、憩いの空間となっている。

 

Chamonix 外観とテラス
Chamonix 外観とテラス

 

3棟をフル活用し、大人数でのイベントを開催することも可能。ゴルフコンペやパーティーなどのイベント、企業の催しなどにも使える。

 

「まるでホテルのような」別荘体験が味わえる

「旧軽愛宕Club Orbit」の最大の特徴ともいえるのが、クラブハウスの「Orbit house」(オービットハウス)だ。ここにはコンシェルジュが常駐し、ケータリングなど各種予約の窓口のほか、宿泊者のさまざまな困りごとや要望にすばやく対応してくれる。

 

Orbit
Orbit house ラウンジ、トレーニングルーム、カラオケルーム

 

1階のラウンジは朝食やお酒が味わえるスペース、2階にはダーツやパターマシン、トレーニングマシン器具、カラオケなどのアクティビティを楽しむスペースも用意。テラスは自然を楽しむ絶好のビューポイントになっている。もちろん、部屋の掃除や後片付けなどの手間は一切必要なく、別荘ライフをホテルのように過ごせる快適さを提供する。

 

小野社長は、「多くのシェア別荘がホテル並みのサービスをうたっていますが、スタッフが別荘の近くに常駐していないので、なにかあったときの対応に時間がかかります。『旧軽愛宕Club Orbit』はクラブハウスにコンシェルジュが365日、朝9時~夜8時まで常駐しているので、たとえばなにかを持ってきてほしいとか、BBQの火をおこしてほしいといった要望にすばやく対応できます」と話す。

税金対策にも…「資産」としての別荘所有

「旧軽愛宕Club Orbit」は2020年3月に販売を開始。販売価格は不動産代金2,060万円(税別)。ほかに償却補償金400万円、管理費が年間70万円となっている。

 

所有者はオーナー企業が会社として購入するケースのほか、開業医や弁護士、大手企業の経営層、外資系金融機関やIT企業に勤める会社員もいる。多くは1口所有だが、会社として2口、3口所有するケースもある。

 

権利形態は所有権のため、譲渡や相続も可能。不動産価格の値上がりにより、キャピタルゲインを得られる可能性もある。法人所有の場合、建物の減価償却などで税金対策としても利用できる。

 

「よく誤解されるのは、ゴルフなどの会員権と一緒にされることです。会員権は裏付けが運営会社になりますが、『旧軽愛宕 Club Orbit』は土地と建物が裏付けですから、仮に当社が倒産しても、土地・建物の資産は残ります。分譲マンションなど不動産の区分所有と似ています。当社はあくまでも管理会社として、オーナー様の別荘を委託管理する立場です」

「旧軽愛宕Club Orbit」の利用システム

別荘の利用システムは、所有権1口につき1年間15泊の権利を確保。そのうち6泊分は固定日がある。夏季や週末は人気があるための措置で、あらかじめ固定日が割り振られる。ただ、人気の夏季も、所有者全員が必ず利用できるよう設定されている。残り9泊分はPCの予約管理システムを使ってオーナーが自由に予約する仕組みだ。

 

「旧軽愛宕Club Orbit」は口コミなどで人気が広がり、全72口は完売している。現在は売りが出るのを待望する予約すらある状況だという。

 

そうしたニーズの高まりを受け、アセンドホームは現在、「旧軽愛宕Club Orbit」の隣接地にヴィラ2棟から成る「Club Orbit PILINA」を建設中で、今年7月から販売をスタートする予定。「Club Orbit PILINA」の詳細については次回、紹介する。