【話題の本ドットコム/著者インタビュー】『知っておきたい「うつ」の真実』しのだの森ホスピタル 院長 信田 広晶氏のインタビュー公開!

【話題の本ドットコム/著者インタビュー】『知っておきたい「うつ」の真実』しのだの森ホスピタル 院長 信田 広晶氏のインタビュー公開!

 

株式会社幻冬舎ゴールドオンラインが運営する「話題の本.com」では、2022年3月18日(金)、著書『知っておきたい「うつ」の真実』を刊行したしのだの森ホスピタル院長 信田広晶氏のインタビュー記事を公開しました。

うつ病は「心のかぜ」と言われるほどにかかりやすいものですが、実際になるとかぜよりもはるかに辛く、あなたの人生を壊す危険があります。

うつ病にかかりそうになったら、早めに気づいて対応することで、こじらせることなく治すことができると専門家は指摘します。

このたび書籍『知っておきたい「うつ」の真実』を刊行した、「しのだの森ホスピタル」の信田広晶院長に、うつ病の正しい知識を教えていただきました。

▼インタビューはこちら

https://wadainohon.com/pickup/sinodanomori/

インタビュー記事 一部をご紹介

▼【著者インタビュー】誰でもかかる「うつ病」――早期発見・早期対処で、自分らしい生き方を取り戻そう

――うつ病という言葉はよく聞くのですが、はっきりと説明できる人は少ないような気がします。気分が落ち込むことは誰にでもありますが、それとうつ病は違うのでしょうか?

気分が落ち込むのは、かぜの初期に体がだるくなるのと同じで、うつ病になる兆候です。しかし、明確にうつ病にかかっている人は、通常とは明らかに違う状態になります。

ものの見え方や感じ方がマヒしたようになって、自分と世界との間に膜があるように感じます。外の世界で何かが起きても心も体も反応しなくなり、世の中から取り残されているような感覚になります。

 

――患者さんの感じていることを医師が外から診察してわかるものなのでしょうか?

心の病は、かぜや炎症のように、体温を測ったり血液検査をしたりすることでわかるものではありません。

経験を積んだ医師であれば、患者さんの生気感情を見ることでだいたいわかりますが、人によって診断が異なることもよくあるので、うつ病が疑われるときには、複数の医師に診てもらうことをすすめています。

 

――診断が難しいと言われると、どの医師を信じていいのかわからなくなります。適切な病院の選び方などはあるのでしょうか?

そもそも心というものは、100人いれば100人それぞれで違うものです。ですから、どのような状態がうつ病であるかも人それぞれで違っていて、治療にあたっても相性の良い医師と悪い医師がいます。

私が医師になった頃に比べればメンタルクリニックの数は非常に多くなっているので、やはりいくつかのクリニックに行ってみて自分に合った医師を探すのがよいでしょう。

私の治療では、うつ病だからといって誰にでも同じ薬を出すのではなく、その人がうつ病になった経緯や本来の幸せを感じる気持ちを大切にしたいと思っています。

 

ーーーーーー以上記事一部抜粋ーーーーーー

 

全記事はこちらから

【著者インタビュー】誰でもかかる「うつ病」――早期発見・早期対処で、自分らしい生き方を取り戻そう

https://wadainohon.com/pickup/sinodanomori/

 

◆書籍情報

一人ひとりが自分らしく幸せを感じながら生きていくために
うつ病患者とその家族が知っておくべき正しい知識とは

うつ病を患い、長い闘病生活のなかで再発を繰り返している患者たちの多くは、誤った情報を信じ続け重症化させている人が大半です。
言葉では言い尽くせないほどの苦痛から解放されるためには、まず正しい知識を身につけ、情報に振り回されず自分を信じて判断する力を養うことが必要なのです。

現在、15人に1人がうつ病を発症すると言われており、うつ病は誰でもかかり得る身近な病気となっています。
問題は、インターネット上に溢れる情報に振り回されて右往左往しているうちに病状の悪化や長期化につながるケースが後を絶たないことです。
「うつ病は入院するほどの病気ではない」「カウンセリングを受ければうつ病は治る」
「薬に頼らずに治療したほうが体への負担が少なくて良い」など、誤った情報を信じ続け重症化させてしまっている人が大半なのです。
一人ひとりの顔や性格が違うように、10人の患者さんがいればそれぞれの患者さんに合った10通りの治療法があります。
本書では、幾多のうつ病情報の何が間違いなのかを明らかにするとともに、治療法は一つではなく、個々のケースによってさまざまなアプローチがあることを解説していきます。

◆著者

■ 信田 広晶/シノダ ヒロアキ


東邦大学医学部卒業後、東京女子医大病院精神神経科、武蔵野赤十字病院心療内科などを経て、しのだの森ホスピタル理事長・院長就任。
ホリスティック医療を実践しており、薬物治療などの西洋医学だけに偏ることなく、各種心理療法、自然療法、音楽療法、東洋医学など多角的なアプローチで、その人に合った治療メニューを個別に提案。
リラクゼーションを提供することで、患者自身の自然治癒力を最大限に引き出し、自然な回復をもたらす医療を心掛けている。
医療法人社団心癒会しのだの森ホスピタル理事長・院長、日本精神神経学会認定精神科専門医。

 

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