豪ドル/円の週間見通しを更新しています。豪ドルの相場に影響を与えるニュースや指標、チャートの高値安値と抵抗線、25種類のテクニカルで分析をしています。また、他のトレーダーの「ポジション比率」、「ポジション価格分布」、「注文状況」も記載しています。
【豪ドル見通し】予想レンジは108円から120円【4/21更新】

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政策金利は4.10%
インフレ率3.8%(基調インフレ3.3%)
・失業率4.3%

 

豪ドルは米国株の動きに敏感に反応します。また、中東情勢と原油価格にも連動しやすく、リスクオフ時には売られやすいので注意!

 

豪ドル円は3月に35年ぶりの高値113.96円を記録し、現在も114円前後の歴史的な高値圏で推移しています。

 

RBA(豪準備銀行)が2月・3月に連続利上げを実施して政策金利を4.10%まで引き上げる一方、日銀は追加利上げを見送っており、日豪金利差が豪ドル円を下支えしています。

 

直近は111.5円~115.0円での推移が想定されますが、中東情勢次第で上下どちらにも大きく振れるリスクがあります。

 

米国株価、10年債金利、原油価格に注目!

 

株価が下落するとリスクオフの豪ドル売りになるぞ!

 

豪州の経済指標
豪ドル/円の値動きについて
直近1ヶ月の動向ハイライト
今後の見通し予測(114円台からのシナリオ)
今後、特に注目すべきポイント
豪ドル/円の勝率が上がるおすすめ分析ツール
リアルタイムレート
リアルタイムチャート
買い時・売り時がわかる!テクニカル分析メーター
他の高金利通貨との比較
豪ドルの取引状況
豪ドル ニュース(相場に影響大)
豪ドルの相場変動要因
中国との貿易
政策金利
インフレ率
資源価格・原油価格
為替レートに与える影響が大きい重要データ
豪ドルの稼ぎ方
積極的に為替差益を狙う
少額、低レバレッジで取引する
スワップ比較
豪ドル取引におすすめのFX会社
豪ドルの見通し まとめ

豪州の経済指標

月初に発表される重要指標に注目するぞ。

オーストラリアの主要経済指標カレンダー

 

豪ドル/円の値動きについて

豪ドル円の中長期チャート(35年ぶり高値圏への上昇トレンド)

豪ドル/円は2025年以降、長期的な上昇トレンドを継続しており、2026年3月11日には1990年以来、約35年ぶりの高値となる113.96円を記録しました。

 

その後も113~114円台の高値圏を維持しており、歴史的なレンジでの取引が続いています。

 

豪ドル円の日足EMAとMACDを表示したチャート

EMA(指数移動平均線)は中期的に上向きを維持しており、押し目を形成しながら高値を更新する展開が続いています。ただし、中東情勢や米国・日銀の金融政策次第でボラティリティが高まりやすく、高値圏での値動きには十分な注意が必要なフェーズです。

 

直近1ヶ月の動向ハイライト

直近1ヶ月の豪ドル/円は、中東情勢の緊迫化と停戦協議の動向に振り回され、108円台から114円台までの大きなレンジで推移しました。

 

RBAの連続利上げと日銀の追加利上げ観測後退を背景とした日豪金利差拡大が下支え要因となる一方、ホルムズ海峡封鎖と原油価格高騰がリスクオフ圧力を生むという、強弱材料が混在する展開です。

 

以下に直近の動向を振り返り、今後の見通しを予測します。

 

  • RBAが2会合連続で利上げ、政策金利は4.10%に
    • 2月3日会合で3.85%へ、3月17日会合でさらに4.10%へ利上げを決定しました。
    • 3月の利上げは5名賛成・4名据え置き主張と僅差の決定でしたが、ブロック総裁は「利上げの方向性では一致していた」と説明しました。
    • インフレ率が目標(2~3%)を上回る3.8%で推移していることに加え、中東情勢悪化による燃料価格上昇が物価の上振れリスクを高めたと判断しています。
       
  • 日銀は追加利上げを見送り、円安継続
    • 4月の金融政策決定会合で政策金利(0.50%)の据え置きが報じられ、追加利上げ観測が後退しました。
    • 日米・日豪の金利差が意識される中、円安基調が継続しています。
       
  • 中東情勢でリスクオン・リスクオフが交錯
    • 2月28日の米・イスラエルによるイラン攻撃以降、ホルムズ海峡の通航問題が最大のリスク要因となっています。
    • 4月8日の停戦合意時は原油が急落(WTI 117ドル→91ドル)し、豪ドル円は反発。一方、その後の合意不透明化で再び変動が拡大しました。
    • 4月17日にはイラン側がホルムズ海峡再開を宣言し、豪ドル円は114円台まで反発しましたが、19-20日の米海軍による拿捕で再び緊張が高まっています。
       
  • 原油価格の高止まりと豪ドル
    • WTI原油は90~100ドル台で推移しており、年内は75~95ドルのレンジ予想が主流です。
    • 資源国通貨である豪ドルは原油価格との連動性が高く、原油高は豪ドルを下支えする一方で、世界的なリスクオフが強まれば売りが加速する両面性があります。

 

 

今後の見通し予測(114円台からのシナリオ)

現在の114円前後の水準から、今後の豪ドル/円は以下の3つのシナリオが考えられます。各シナリオの決め手となる要因と合わせて解説します。

 

1. 強気(上昇)シナリオ:35年ぶり高値を更新し120円へ

上昇する要因は次の4つです。

 

  1. 日豪金利差の一段の拡大:RBAがインフレ抑制のため追加利上げに踏み切り、政策金利が4.35%・4.60%へ。一方で日銀は利上げを見送り続け、日豪金利差が一段と拡大する。先物市場では2026年末までに1~2回のRBA追加利上げが織り込まれています。
     
  2. 中東情勢の沈静化とリスクオンムード:米イラン停戦が恒久化し、ホルムズ海峡が正常化。世界的にリスクオンムードが広がり、投資家が高金利通貨を選好する流れが強まる。
     
  3. 原油価格の高止まり:中東情勢の緊張が一定程度残り、原油価格が90ドル台を維持することで、資源国通貨の豪ドルが買われる。
     
  4. 構造的な円安トレンドの継続:日本の貿易赤字拡大やエネルギー輸入コスト増で円売り圧力が継続。ドル円が160円台を維持すれば、クロス円全般が買われやすい。

 

上値の目処は115円→117円→120円。3月11日の35年ぶり高値113.96円を明確に上抜ければ、節目の115円、さらに117~120円を試す展開も視野に入ります。

 

 

2. 弱気(下落)シナリオ:108円割れで100円台を試す

下落する要因は次の4つが考えられます。

 

  1. 中東情勢の深刻化によるリスクオフ:ホルムズ海峡の完全封鎖や米・イランの軍事衝突再発により、原油価格が120~150ドル台へ急騰。世界株安・リスク回避の円買いが強まり、豪ドルが急落する。
     
  2. 中国経済の減速懸念が深刻化:不動産不況の長期化や米国の対中関税(ベースライン10%+セクター別25~50%)の影響で中国経済が失速し、鉄鉱石・石炭価格が下落。豪州の貿易黒字が縮小する。
     
  3. 日銀の予想外の利上げ:円安進行や物価上昇への対応として、日銀が市場予想に反して利上げに踏み切る。日豪金利差の縮小観測から円買いが加速する。
     
  4. 世界的な景気後退懸念:米国の関税政策や地政学リスクの高まりから世界経済の減速懸念が強まり、安全資産としての円買い・リスク資産売りが進む。

 

下値の目処は111円→108.79円→105円。日足一目均衡表の雲上限(111円台)を下抜ければ、3月31日安値の108.79円を試し、さらに深押しで105円台までのリスクがあります。

 

3. レンジ相場シナリオ:111~115円で方向感のない展開

  1. 中東情勢が膠着状態:米・イランの停戦協議が進展も後退もせず、ホルムズ海峡が部分的に機能する状態が続く。原油価格は90ドル前後で推移。
  2. RBAも日銀も様子見姿勢:RBAは4.10%で政策金利を維持し、追加利上げの時期を見極める。日銀も経済データを見極めるため据え置きを継続する。
  3. 中国経済が緩やかに減速:景気刺激策の効果で急な悪化は避けられるものの、力強い回復には至らず、資源価格も安定推移する。

 

想定レンジ:111.5円~115円

 

 

今後、特に注目すべきポイント

  • 中東情勢とホルムズ海峡の通航状況
    • 米・イランの和平協議の進展、ホルムズ海峡の通航量の回復、原油価格の動向は、豪ドル円の短期的な変動要因として最も重要です。
       
  • RBAの追加利上げ観測
    • 豪1-3月期CPIや月次CPIの結果次第で、5月以降のRBA追加利上げの有無が決まります。タカ派寄りの判断なら豪ドル高、ハト派転換なら豪ドル安となります。
       
  • 日銀の金融政策
    • 日銀の追加利上げの可能性に関する要人発言や、植田総裁の講演内容は、円の方向性を左右する最重要材料です。
       
  • 中国の主要経済指標
    • 製造業PMI、小売売上高、鉱工業生産などが中国経済の体温計となり、オーストラリアの資源輸出を通じて豪ドルの動向を左右します。
       
  • 原油・鉄鉱石など資源価格の動向
    • オーストラリアの主要輸出品である鉄鉱石・石炭・LNGの価格動向は、豪ドル相場と連動性が高いため注視が必要です。

 

結論として、現在114円前後の豪ドル/円は、日豪金利差が下支えする一方、中東情勢がリスク要因となる「綱引き相場」と見られます。

 

短期的には111.5~115円のレンジでの推移が最も可能性が高いものの、中東情勢の急変次第で上下どちらにも3~5円の振れが起こり得る環境です。

 

35年ぶり高値圏での取引となるため、ポジション量を抑えた慎重なトレードを心がけましょう。

 

豪ドル/円の勝率が上がるおすすめ分析ツール

外為どっとコムの「ぴたんこテクニカル」は、チャート予測とテクニカル指標の自動分析を行ってくれるとても優秀なツールです!

 

ぴたんこテクニカルの「みらい予測チャート」機能は過去チャートの中から、現在のチャートと形状が似ている時期を瞬時に探し出し、「過去の値動き」を参考にして「将来の値動き」を予測します。

 

外為どっとコムのみらい予測チャート画面

 

過去のチャートとの一致率も表示されるので、高い精度で未来を予測可能!

 

また、「お天気シグナル」機能は移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなど7種類の主要テクニカル指標で自動分析してくれて、「買い時・売り時」をチャート上に表示してくれます。

 

お天気シグナルで勝率UP!

 

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豪ドルはチャート分析が重要!

 

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プロが使う! チャートの高機能分析ツール

 

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トレンドラインを引くのは初心者には難しいですが、ヒロセ通商の「LIONチャートPlus+」を使えば自動でできます。

また、他のトレーダーの注文状況もチャート上に表示してくれるので、売り注文や買い注文が厚いレートがわかり、相場の予想が格段にしやすくなります。

他のトレーダーの注文状況をチャート上に表示した画面

 

 

リアルタイムレート

 

 

リアルタイムチャート

 

 

買い時・売り時がわかる!テクニカル分析メーター

25個のテクニカル分析で総合分析した結果が下記よ。

 

買いと売り、どちらがテクニカル分析的に優勢か一目でわかるわ。

 

 

分析内容の詳細

RSI(相対力指数) (14)

ストキャスティクス %K(14,3,3)

商品チャンネル指数 ̣(20)

ADX (14)

Awesomeオシレーター モメンタム(10)

MACDレベル (12, 26)

ストキャスティクスRSIファースト(3,3,14,14)

ウィリアムズ%R(14)

ブル・ベア・パワー

アルティメット・オシレーター(7,14,28)

指数移動平均線 (5)

単純移動平均線 (5)

指数移動平均線 (10)

単純移動平均線 (10)

指数移動平均線 (20)

単純移動平均線 (20)

指数移動平均線 (30)

単純移動平均線 (30)

指数移動平均線 (50)

単純移動平均線 (50)

指数移動平均線 (100)

単純移動平均線 (100)

指数移動平均線 (200)

単純移動平均線 (200)

一目均衡表基準線(9,26,52,26)

出来高加重移動平均(20)

ハル移動平均線 (9)

 

他の高金利通貨との比較

他の高金利通貨も上がっているのか下がっているのか、全体の動きを見極めることが重要だ!

 

リスクオン(リスク選好)なら高金利通貨が買われやすく、豪ドルも買われやすいぞ。

 

高金利通貨が上がっている場合は、典型的なリスクオン相場なので、買いポジションが有利だね。

豪ドルの取引状況

「ポジション比率」を見れば、今後売り買いどちらが優勢になるかわかるぞ!

 

また、「注文状況」を見れば、他のトレーダーがどこで損切りをするのか予想できるので、有利にトレードができる。

 

ポジション比率

【LIGHT FX】

2025年6月13日

LIGHTFXの豪ドル円売買比率

【みんなのFX】

2025年6月13日

みんなのFXの豪ドル円売買比率

【外為どっとコム】

2025年6月13日

外為どっとコムの豪ドル円売買比率

【GMO外貨】

2025年6月13日

GMO外貨の豪ドル円売買比率
ポジション 価格分布

LIGHT FX

LIGHTFXの豪ドル円価格分布

 

みんなのFX

みんなのFXの豪ドル円価格分布

 

ヒロセ通商

ヒロセ通商の豪ドル円価格分布

 

Oanda

OANDAの豪ドル円価格分布

 

注文状況

外為どっとコム

外為どっとコムの豪ドル円注文状況

ヒロセ通商

ヒロセ通商の注文情報

GMO外貨

GMO外貨の豪ドル円注文状況

DMM FX

DMM FXの豪ドル円注文状況

 

豪ドル ニュース(相場に影響大)

豪ドルのニュース

豪ドルに影響を与えるニュースを見て、相場の方向性を確認しよう。

 

テクニカル分析とあわせて、ファンダメンタルズ分析しないと大損するぞ。

 

原油とガス急伸、ホルムズ海峡巡り緊張高まる-米イラン停戦期限控え

原油と天然ガスの価格が急伸。ホルムズ海峡を通るエネルギー輸送を巡るリスクが再燃し、米国とイランの和平協議が頓挫するとの懸念が広がった。北海ブレントとウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は共に5%超上昇し、ブレントは1バレル95ドルを上回った。

引用:Bloomberg(4月20日)

 

豪州準備銀行は2会合連続で利上げ決定 緊迫する中東情勢の中で豪ドルは底堅さを維持

豪州準備銀行(RBA)は3月17日、政策金利を4.10%へ引き上げることを決定した。会合連続での利上げとなり、イラン情勢の悪化を背景に世界的にインフレ懸念が広がる中での判断。先物市場では2026年末までに1~2回の追加利上げが織り込まれている。

引用:フランクリン・テンプルトン(3月18日)

 

米・イラン戦闘停止を踏まえ、今後の原油価格をどうみるか

4月8日、米国がイランに対する攻撃を2週間停止する一方、イランはホルムズ海峡の封鎖を解除することを表明。これを受けてWTI原油先物価格は1バレル90ドル台後半と、直近ピーク時を2割下回る水準まで下落した。今後の原油価格は標準シナリオで100ドル、リスクシナリオで150ドルと予想される。

引用:日本総研(4月10日)

 

豪ドルの相場変動要因

豪ドルの相場変動要因

中国への輸出比率が高いので、中国との関係が悪化すると豪ドル売りになりやすい。

 

輸出品は鉄鉱石(32%)、石炭(12%)、天然ガス(10%)と資源が多く、資源価格が下がると豪ドルも売られるぞ。

 

中国との貿易

オーストラリアと中国との貿易関係を示す図解

 

中国への輸出36.4%、輸入23.9%(2020年)と貿易依存度が高く、中国の景気が悪化するとオーストラリアにも悪い影響があります。

 

オーストラリアが新型コロナウイルスの発生源の調査を主張したことについて反発した中国が、2021年に農産物から石炭まで多分野に及ぶオーストラリア産品の輸入を凍結などの報復処置をしました。

 

2023年8月に大麦、2024年3月にはワインの関税が撤廃され、関係改善が進みつつあります。

 

一方で、2026年現在の中国経済は、不動産不況の長期化と米国の関税措置(ベースライン10%+セクター別25~50%)により正念場を迎えており、資源輸出を通じて豪州経済にも間接的な影響を与えています。

 

中国、豪州産牛肉輸入禁止措置を解除 主要5業者対象

オーストラリアのワット農業相は30日、牛肉生産を手掛ける国内主要5業者に対する輸入禁止措置を中国が解除したと発表した。

引用:Reuters(5月30日)

 

政策金利

オーストラリアの政策金利の推移チャート

RBAは2022年4月の0.10%から段階的に利上げを実施し、一時は4.35%まで到達。その後2025年に計3回の利下げ(累計75bp)を経て3.60%まで下げたものの、インフレ再加速を受けて2026年2月・3月と連続利上げに転じ、現在の政策金利は4.10%です。

 

インフレ率より金利が高くないと、お金の価値が年々減っていくので豪ドルの売り圧力になります。

 

基調インフレ率は3.3%なので、政策金利の4.10%から引いた実質金利は約0.8%です。

 

先物市場では2026年末までに1~2回の追加利上げが織り込まれており、実質金利がさらに改善すれば、豪ドルは買われる可能性が高くなります。

 

インフレ率

オーストラリアのインフレ率の推移チャート

インフレ率が上がれば、お金の価値が下がるので当然豪ドルは売られます。

 

「インフレ率増加 = 豪ドル売り圧力増加」となります。

 

ただし、インフレ対策として利上げが実施されれば、金利面から豪ドル買いの材料にもなります。

 

直近のオーストラリアのCPIは前年比+3.8%、基調インフレ率は+3.3%とRBAの目標(2~3%)を上回って推移しており、中東情勢悪化による燃料価格上昇もインフレ圧力を高めています。そのため、RBAは追加利上げの可能性を検討する状況にあります。

 

資源価格・原油価格

豪ドルは資源価格に左右される

 

輸出品は鉄鉱石(32%)、石炭(12%)、天然ガス(10%)と資源が多く、資源価格が下がると豪ドルも売られます。

 

また、豪ドルは原油価格との連動性が主要通貨の中で特に高い傾向があります。中東情勢の緊迫化で原油価格が高止まりする局面では、資源国通貨である豪ドルが買われやすくなる一方、原油価格の急落局面では売られやすくなる点に注意が必要です。

 

為替レートに与える影響が大きい重要データ

豪ドルの重要経済指標
オーストラリア(豪州)の基礎データ

豪州統計局発表の2020年数値

国名 オーストラリア連邦(Commonwealth of Australia)
面積 769万2,024平方キロメートル(日本の約20倍)
人口 約2,569万人(2020年12月。出典:豪州統計局)
首都 キャンベラ
民族 アングロサクソン系等欧州系が中心。その他に中東系、アジア系、先住民など
言語 英語
産業割合 サービス業(56.5%)、製造業(18%)、工業(27.2%)、農業(6.4%)(2019年 世銀)
GDP 7,170億ドル
一人当たりGDP 8,599ドル
経済成長率 1.8%
物価上昇率 36.08%(2021年12月)
失業率 11.2%(2021年11月)
総貿易額 輸出 7,969億ドル
輸入 4,608億ドル
主要貿易品目 輸出 鉄鉱石(32.0%)、石炭(12.0%)、天然ガス(10.0%)
輸入 乗用車(6.4%)、精製油(5.4%)、通信機器(5.0%)
主要貿易相手国 輸入 中国36.4% 、日本10.7%、米国6.3%
輸出 中国23.9%、米国12.6%、日本5.5%
通貨 豪ドル
為替レート 1豪ドル=82.005円(2022年2月4日)

【※外務省より引用】

 

政策金利

オーストラリアのインフレ率は2.40%、政策金利は3.85%なので、実質金利は1.45%です。

インフレ率に比較して、政策金利が低いと豪ドルが売られます。

次回は2025年8月12日に政策金利の発表があります。

オーストラリアの政策金利とインフレ率の推移
インフレ率

現在のインフレ率は2.40%です。

インフレ率が高いとお金の価値が下がるので、豪ドルが売られます。

次のインフレ率の発表は2025年7月30日です。

オーストラリアのインフレ率

 

失業率

失業率は4.3%です。

失業率が高いとGDPを押し下げるので、豪ドル売りにつながります。

失業率の次の発表は2025年8月14日です。

オーストラリアの失業率
外貨準備高

外貨準備高が少ないと為替介入をする余力が少なくなります。

「外貨準備高が減る → 為替介入の余地が減る → 不安から豪ドルがさらに売られる」という悪循環を起こします。

オーストラリアの外貨準備
デフォルト(債務不履行)リスク

デフォルトリスクが高いということは、その通貨の価値がなくなる可能性が高いということです。

リスクが高いので、利回り(通貨の場合は金利)を高くしないとお金が集まらなくなります。

豪ドルはデフォルトリスクが非常に低いので、安心して取引ができる通貨です。

オーストラリアのCDS(債務不履行リスク)

 

CDSは、保証料率4%(400)が危険、2%(200)が要注意です。7%(700)を超えるといつデフォルトしてもおかしくない状態です。

デフォルトリスク比較

 

豪ドルの稼ぎ方

豪ドルの稼ぎ方を示すイメージ図

 

豪ドルの特徴をおぼえて、効率良く利益を出しましょう!

 

積極的に為替差益を狙う

豪ドルの反発時に売って為替差益を狙う

 

押し目を積極的に狙って売買をし、為替差益を狙いましょう!

 

「中長期のポジションで、時々決済をして為替差益を狙う」のが、実際に利益を出しているトレーダーがやっていることです。

 

比較的大きなレンジで動きやすい豪ドルですが、特徴として「一方向に動くと止まらない」という特徴があります。

 

長期目線では押し目を付けるのですが、短期目線だと押し目らしい押し目を付けずに淡々と一方向に動きやすいので注意が必要。特に35年ぶり高値圏にある現在は、ボラティリティが大きくなりやすい環境です。

 

5分足でトレードすると押し目を付けないことがあり、なかなか損切りができず大損する場合があるよ・・・。

 

少額、低レバレッジで取引する

レバレッジは3倍までが安全

 

低レバレッジで取引をすると、豪ドルが大きく下がってもロスカット(強制決済)をされません。

 

「取引量を大きくして為替差損でロスカット」されるのが、豪ドルの取引で大損するトレーダーの特徴です。

 

特に現在は35年ぶり高値圏で、中東情勢次第で数円単位の急変動が発生しやすい環境です。取引量を少なくして低レバレッジで取引をすれば、大きく豪ドルが下がった時に買い増して、一時的な反発時に売ることで安定した利益を狙えます。

 

スワップ比較

マイナススワップが少ないFX会社を選ぶと、売りからでも低コストで売買ができて利益が増えるわ!

 

LIGHT FXが豪ドルの取引におすすめよ。

 

 

スワップ比較 南アフリカランド/円 トルコリラ/円 メキシコペソ/円 米ドル/円 豪ドル/円 NZドル/円
LIGHT FX 13 -13 25 -25 14 -14 134 -134 110 -110 40 -40
外為どっとコム 13 -18 25 -38 14 -19 127

-157

107 -127 39 -59
GMOクリック証券 13 -13 26 -26 14 -14 138 -138 116 -116 44 -44
松井証券 12 -12 25 -25 13 -23 126 -166 94 -114 47 -74
GMO外貨 13 -13 25 -25 15

-15

139 -139 116 -116 40 -40
SBI FXトレード 13 -13 24 -32 14 -17 127 -135 111 -121 44 -54
みんなのFX 13 -13 25 -25 14 -14 134 -134 110 -110 29 -40
トライオートFX 14 -29 25 -38 15 -30 153 -228 116 -171 48 -98
ヒロセ通商 13 -18 25 -30 14 -19 130 -160 111 -123 44 -69
DMM FX 13 -16 24 -27 14 -17 132 -135 114 -117 44 -47

更新日:2026年5月11日
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豪ドル取引におすすめのFX会社

豪ドルの取引におすすめの高スワップFX会社

 

マイナススワップが低く、買いでも売りでも取引しやすい3社は下記の通りです。

 

豪ドルはRBAの追加利上げ観測でスワップが拡大している。

 

買いも売りもする為替差益狙いのトレードでは、売りのマイナススワップが少ないFX会社を使うべきだ。

 

全ての通貨で高スワップ!「GMOクリック証券

 

スワップ
(豪ドル/円)
メキシコペソ/円 南アフリカランド/円
110円 14円 13円
トルコリラ/円 スワップ キャッシュバック
26円 FX口座開設+お取引で
最大1,000,000円キャッシュバック
*2026年3月13日時点のデータ

 

100万口座突破の人気FX会社
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実

 

スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!

 

開設口座数からもわかる通り、皆が使っているFX会社だ。

 

初心者からプロまで、GMOクリック証券が一番おすすめ!

 

 

 

高スワップでコツコツ金利収入!「LIGHT FX

 

スワップ
(豪ドル/円)
メキシコペソ/円 南アフリカランド/円
110円 13.2円 13.2円
トルコリラ/円 スワップ キャッシュバック
24.2円 1,003,000円
*2026年3月13日時点のデータ

 

スワップが高く、スワップ狙いの取引に最適
・1000通貨(ドル円なら約6,400円)からFXの取引が可能

 

「豪ドル、メキシコペソ、南アフリカランド」のスワップが高く、金利狙いの中長期取引に一番おすすめ!

 

高スワップなのでスワップポイント狙い(毎日金利がもらえる)の中長期でコツコツ稼ぐなら、一番おすすめのFX会社だ。

 

 

 

高スワップ&低スプレッドで万能! 高機能分析ツールの「外為どっとコム

 

スワップ
(豪ドル/円)
メキシコペソ/円 南アフリカランド/円
95円 13円 13円
トルコリラ/円 スワップ キャッシュバック
24円 最大1,000,000円
*2026年3月13日時点のデータ

 

低スプレッド・高スワップ
・1000通貨(ドル円なら6,400円)からFXの取引が可能
・分析ツールが充実。他人のポジション情報が見れる

 

低スプレッド・高スワップなので短期から中長期まで対応できる万能型のFX会社!

 

分析ツールと為替情報が充実。他人のポジション情報が見れるので、どのレートになると相場が動きやすいか分析ができるわ。

 

 

 

豪ドルの見通し まとめ

豪ドルは現在、35年ぶりの高値圏で取引されており、金利差と中東情勢が綱引きする複雑な環境にあります。

最後に内容を再確認しましょう。

 

・政策金利は4.10%、2026年末までに1~2回の追加利上げが織り込み
・インフレ率は3.8%、基調インフレ3.3%で目標を上回る
・日銀は追加利上げを見送り、日豪金利差が豪ドル円を下支え
・中国への貿易依存度が高く、中国経済の減速は豪ドルの重石
・豪ドルは原油価格との連動性が高い資源国通貨
・中東情勢(ホルムズ海峡・原油)が最大の短期変動要因
・35年ぶり高値圏のためボラティリティ上昇に注意
・低レバレッジ・少量取引でリスクを減らせる
・下落時の一時的な反発時に売って為替差益を狙う
・豪ドルのマイナススワップが少ないFX会社はLIGHT FX外為どっとコムGMOクリック証券

 

豪ドルは昔から日本人に人気の通貨ですが、35年ぶり高値圏にある今こそ取引量を間違えると大損しやすい環境です。

 

中東情勢と原油価格、RBA・日銀の金融政策という3つの材料を押さえ、シナリオを複数想定しておきましょう。

 

まだFX会社を決めていない方は、この記事で紹介したLIGHT FX外為どっとコムGMOクリック証券の3社を比較して、自分に合った1社を選んでみてください。

 

もっと知りたい方はこちらもどうぞ。

 

 

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。