相続対策として有効な東京都心の不動産への投資だが、最低でも数千万円から億単位の資金が必要だ。そこで注目を集めているのが、少額で不動産投資が行える、不動産特定共同事業法を活用した不動産小口化商品だ。その先駆者として知らているのが、株式会社クレアス ライフである。同社営業本部推進役の大島義史氏と、同社営業本部営業管理部営業推進課の武藤友亮氏に、相続対策の観点でみる不動産小口化商品の有効性と、同社が発売する不動産小口化商品の優位性について伺った。

「都心不動産」だから実現する、安定した運用

――相続対策の有効性から、昨今、さまざまな種類の不動産小口化商品が登場しています。そのなかでクレアス ライフ社が発売する不動産小口化商品は、何が違うのでしょうか?

 

大島 わたしたちが不動産小口化商品として提供しているマンション自体、“安定かつ資産性が非常に高い”ものです。

 

クレアス ライフ社が手がける単身者向けマンション『コンシェリアシリーズ』は、東京都心に特化しています。今後の日本では人口が減少していきますが、東京都心は人口増加が見込まれています。さらに東京において世帯の7割は単身者で、その世帯数も安定的に増加していくといわれています。『コンシェリアシリーズ』は、今後も高い需要が見込めるのです。

 

また『コンシェリアシリーズ』は高品質にこだわったマンションです。機能性と美観、最新設備を備えた居住空間に、高い評価をいただいています。さらに万全な管理体制により、家賃の下落リスクを抑えています。都心という立地と高い品質から、築15年以上経過したほとんどのマンションで、家賃を維持しています。

 

武藤 クレアスライフ社は既に7年前から小口化商品の販売・運用をしています。東京都心の資産性の高いマンションを50万円から所有できる『一口家主 i Asset』です。運用期間は5〜6年という商品です。すでに当初の運用期間を終えたものがありますが、ほとんどの投資家が運用の延長を選択されました。

 

現在、さまざまな種類の不動産小口化商品が登場していますが、その多くが運用をはじめて日が浅いものです。それらの利回りは想定されたもので実績ではありません。『一口家主 i Asset』の運用実績は、投資家の方が安心してコンシェリアの小口化商品を購入いただくための確実な指標になっています。

 

――『一口家主 i Asset』に次いで『コンシェリア J Asset』の発売を始めました。

 

大島 より相続対策に使い勝手がいいと評価をいただいているのが、『コンシェリア J Asset』です。1口100万円で5口から購入できます。運用の目安は10〜20年で、途中で売却することもできます。想定利回りは年利3.0%。投資として考えると決して傑出したものではありませんが、大切な相続財産を手間をかけることなく、守り、そして増やしていく手法として、高い評価をいただいています。