25歳のみけちゃん

村上 しいこ
出版社名
株式会社主婦の友社
発行年月
2024年4月
人間なら116歳の超長寿猫みけちゃん。
歯がぜんぶありカリカリも食べ、おむつ姿ながら机に飛び上がったりと元気いっぱい。
その姿がSNSに登場すると「勇気をもらえる」「尊い」とたちまち注目を集め「シニア猫の希望の星」と有名になりました。
飼い主は児童文学作家の村上しいこさん。
本書は、江戸時代建築の古民家で弟猫2匹と暮らすみけちゃんの日々をつづったフォトエッセイ。
24年前、突然村上さんのアパートの部屋に入ってきた三毛猫は、推定1歳で大きな傷を負っていました。
その日からの様々なエピソードが村上さんの軽妙な筆致でつづられます。
かわいいみけちゃんの写真も満載。
エサの種類や与え方、ケアの方法、持病のようすなども詳細に書かれているのでシニアペットと暮らす方にもおすすめ。
波乱万丈のドラマはありませんが「あたしは普通に生きてるだけにゃわ」というみけちゃんと暮らす1日1日が、愛おしく、ありがたいと心に響く一冊です。

この書籍の著者

村上 しいこ

児童文学作家
猫好き児童文学作家。三重県生まれ。『かめきちのおまかせ自由研究』(岩崎書店)で第37回日本児童文学者協会新人賞、『れいぞうこのなつやすみ』(PHP研究所)で第17回ひろすけ童話賞を受賞。2015年に『うたうとは小さないのちひろいあげ』(講談社)で第53回野間児童文芸賞を受賞、『なりたいわたし』(フレーベル館)で第70回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。猫の作品に「ねこ探!」シリーズ(ポプラ社)、『ねこなんていなきゃよかった』(童心社)、「みけねえちゃんにいうてみな」シリーズ(理論社)、『へんしんねこパレオ』(WAVE出版)、『ピースがうちにやってきた』(さ・え・ら書房)、『ミルフィーユ・ブランのほな、占いまひょ』(佼成出版社)、『ねこどんなかお』(講談社)、その他の主な作品に「わがままおやすみ」シリーズ(PHP研究所)、「日曜日」シリーズ(講談社)、『こらしめじぞう』(静山社)、「フルーツふれんず」シリーズ(あかね書房)、『あえてよかった』(小学館)など多数。
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      村上しいこ @shiiko222
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