家森 幸男
武庫川女子大学 健康科学総合研究所 国際健康開発部門
部門長
1937年京都市生まれ。京都大学大学院修了。医学博士。同大学名誉教授。現在、武庫川女子大学 健康科学総合研究所国際健康開発部門長、同大学名誉教授。(公財)兵庫県健康財団会長、健康加齢医学振興財団理事長。脳卒中ラットの開発に成功、脳卒中の栄養による予防を実証し、WHOの協力で世界61地域を40年かけて健診。24時間尿の分析で大豆や魚介類の常食が生活習慣病を少なくし、「適塩和食」で健康寿命延伸の可能性を検証。ジョージアから分析のため持ち帰った発酵乳を企業の協力でホームメイドのヨーグルトとして普及させ、食環境改善に貢献。ベルツ賞(1993)、紫綬褒章(1998)、杉田玄白賞(2004)、瑞宝中綬章(2012)などを受章。『大豆は世界を救う』(法研)『世界一長寿な都市はどこにある?』(岩波書店)、『遺伝子が喜ぶ「奇跡の令和食」』(集英社インターナショナル)他、著書多数。2023年6月、月刊誌「文藝春秋」の連載をまとめた「80代現役医師夫婦の賢食術」を出版。