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連載償却メリットでも注目!「ニュージーランド不動産」の最新事情【第8回】

実例で見るNZオークランド不動産の「値上がり」事情

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実例で見るNZオークランド不動産の「値上がり」事情

オークランドでは、一度購入した不動産の価格が上がりにくい日本と違い、継続的な不動産価格の上昇が続いています。今回は、具体的な例をもとに物件価格の伸び率と、今後の傾向の予測について見ていきます。

価格上昇局面が続いているオークランドの不動産

日本では、新築で購入した物件を1年後に売却した場合、購入金額より高く売れるケースは非常に少ないのではないでしょうか。しかし、ニュージーランド、特にオークランドの上昇率には目を見張るものがあります。不動産売買の歴史上まれに見る右肩上がりとなっているのです。

 

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下記の条件の物件を例にご紹介しましょう。

 

Hederson地区(オークランド西方面、ヘンダーソン)
3LDK 2バスルーム ダブルガレージ(駐車場2台分)
土地面積=約400㎡ 建物面積=約150㎡
2014年度市役所評価額=56万5,000NZドル

ヘンダーソンの物件
ヘンダーソンの物件

 

この家主は、2000年に26万5,000 NZドルにて購入、2014年10月に72万 NZドルにて売却。45万5,000NZドルの利益が出ています。
 
もちろん、住宅ローンの金利や、売却に向けてのメンテナンス費用や営業費等の予算組みが必要ですので、全額利益にはなりませんが、仮に20万NZドルの費用をかけたとしても、25万NZドル相当が実利益となります。
 
購入時に20%程度の資金を投入、住宅ローンを組んで(他人の資金を利用して)14年間住み、売却と同時に借入金を全額返済。すると、手元に10万NZドル単位の利益が残る・・・。こんなことが実際に起きているのです。

 

もうひとつ例をあげます。


Mangere地区(オークランド南方面、マンガリー)
5LDK 2バスルーム シングルガレージ(駐車1台分)
土地面積=約325㎡ 建物面積=約160㎡
2014年市役所評価額=42万5,000 NZドル

マンダリーの物件
マンガリーの物件

 

この家主は、2005年9月に34万7,000NZドルで購入、2015年10月に47万7,000 NZドルにて売却。13万ドルの利益が出ています。
 
こちらも、10年で13万ドルのキャピタルゲインです。この物件は投資用として、10年間賃貸運営されてきていますので、賃貸運営状況をご紹介したいと思います。

 

月額家賃=2,283 NZドル

年間家賃=2万7,396 NZドル・・・・・・①

経費=管理費家賃の10%=2,734 NZドル

固定資産税(レーツ)=1800 NZドル

保険料=1000 NZドル

合計経費=5534 NZドル・・・・・・・・②

 

①-②=2万1,862 NZドル

 

これらの計算から、4. 6%の実利益となっています。

 

その他、メンテナンス代として修理費用が発生した場合は経費金額があがり、実利益が下がります。しかし、現在のNZ各銀行の利息は4%を切っていますので、4%は維持できれば、この不動産物件投資は定期預金より効率が良いということになります。

今後も右肩上がりの状況は続くのか?

当社でもよく、「この先5年も同じような状況が続きますか?」という質問を受けます。これまでの歴史を見ると、たとえ利率は低くても、不動産価格は右肩上がりで上昇しており、また、ニュージーランド国民の資産運営の多くは、銀行預金より不動産売買で形成されてきたという経緯があります。

 

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資産分散と償却メリットを狙った「ニュージーランド不動産」活用法

 

万一不動産価格が下落して、国民の資産が半額になるようなことになっては、国が経済的に立ち行かなくなってしまいます。もちろん、確実性を保証できるものではありませんが、これらの点を考えると、現在の状況は、今後もそう大きくは変わらないといえるのではないでしょうか。

出所:ニュージーランド統計局
出所:ニュージーランド統計局
一色 良子

Goo Property NZ Ltd. 代表取締役社長

1982年、大阪女学院短期大学英語科卒業。カリフォルニア大学デイビス校留学。帰国後、旅行会社のツアーコンダクターに従事。1987年、ニュージーランドツアーの添乗を機に、移住希望を持つ。

1995年1月の阪神・淡路大震災を経験し、1996年に移住を実現。 自己の居住用物件さえあれば、落ち着いて生活ができると感じ、ワンルームマンション購入を実行。その経験を生かし、不動産業界に参入。当時インターネット環境が整いつつある中、日本語ウェブサイトを開設し、留学・観光・不動産投資についてのコンサルティングを始める。

現在、ニュージーランドの大手不動産売買仲介会社であるHarcourts New Lynn(ハーコウツ・ニューリン)支店にてセールスコンサルタントとして活動しながら、日本人のための投資コンサルタント会社Goo Property NZの代表としても活躍中。

著者紹介

連載償却メリットでも注目!「ニュージーランド不動産」の最新事情

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会場 幻冬舎本社ビル内 セミナー会場

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