FXの1000通貨取引で1pipsの利益がいくらなのか計算方法を解説します。実際に1pipsの利益を狙うためのコツも紹介するので、1000通貨取引から発生する損益の規模と用意すべき資金の目安を理解して、安全に取引を始めたい方におすすめです。
【FXの1000通貨取引】1pipsの儲けはいくら?損益目安と運用のコツ

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「1000通貨取引で1pipsの利益はいくらになるの?」

「どれくらいの資金が必要かな?」

「1000通貨取引で利益を積み上げるコツが知りたい」

といった悩みを持つ人はきっと多いはず。

 

結論から言うと、米ドル/円の1000通貨取引における1pipsの利益は10円です。

必要な証拠金についてはレートを1米ドル円 = 155円(2024年5月時点)とすると、レバレッジ25倍なら約6,000円で取引できます。

 

ただしレバレッジ25倍の取引はレートがわずかでも不利な方向に動くと証拠金維持率が100%を下回りやすいので、4万円は用意してレバレッジを3倍以下に抑えましょう。

 

この記事では、pipsの計算方法を初心者にもわかりやすく解説するとともに、安全に運用できる資金量の目安と1pipsの利益を積み上げるコツをお伝えします。

 

記事内容を実践すれば初心者でもpips計算ができるようになり、適切な資金を用意して安全に運用できるようになりますよ。

 

この記事でわかること
・1000通貨取引の基本
・pipsの計算方法
・1000通貨取引における1pipsの損益額
・1000通貨取引で1pips稼いだ場合の利益
・用意すべき資金の目安
・1pipsの利益を狙う時の7つのコツ
・1pipsの利益を狙いやすいFX会社2選

 

FXの1000通貨取引とは
1000通貨取引ができるFX会社一覧
pips(ピップス)とは
1000通貨取引における1pipsの損益額
クロス円の場合
ドルストレートの場合
【通貨ペア・取引量別】1pipsあたりの損益額 比較表
1000通貨取引で用意すべき資金の目安
1000通貨取引で1pips稼いだ場合の利回り
クロス円の利回り例
ドルストレートの利回り例
1000通貨取引で1pipsの利益を積み上げる8つのコツ
スプレッドが狭い通貨ペアで運用する
約定力が高いFX会社を使う
ツールが使いやすい
順張りでエントリーする
IFO(イフダンオーシーオー)注文を使う
1分足か5分足を使う
損切りを徹底する
相場に方向感がない時は取引を控える
1000通貨取引におすすめのFX会社4選
まとめ 大損を避けつつ1pipsの利益を積み上げて稼ごう!

FXの1000通貨取引とは

FXには1、100、1,000、1万の4種類の取引単位があり、FX会社や通貨ペアによって異なります。

 

1000通貨の取引は米ドル/円の通貨ペアなら1000米ドル、ユーロ/円の通貨ペアなら1000ユーロの取引になります。

 

一般的に1000通貨以下の取引は「少額取引」と呼ばれていて、資金負担と損失リスクを抑えながら取引の経験が積めるのがメリットです。

 

一方で1万通貨単位の取引よりも取引量が10分の1であるため、1回の取引で得られる利益も10分の1になるのがデメリットです。

 

取引通貨量 1銭(1pips) 5銭(5pips) 10銭(10pips) 50銭(50pips) 1円(100pips)
1000通貨 10円 50円 100円 500円 1000円
2000通貨 20円 100円 200円 1000円 2000円
3000通貨 30円 150円 300円 1500円 3000円
5000通貨 50円 250円 500円 2500円 5000円
1万通貨 100円 500円 1000円 5000円 10000円

 

 

あわせて読みたい:【1日いくら稼げる?】FX少額取引の目安資金と利益シミュレーション

 

 

1000通貨取引ができるFX会社一覧

少額取引 最低取引単位 必要資金
(レバレッジ1倍)
必要資金
(レバレッジ25倍)
スプレッド
(米ドル/円  単位:銭)
松井証券 1 130円 5.2円 0.2 ※1
SBI FXトレード 1 130円 5.2円 0.18 ※2
マネーパートナーズ 100 1.3万円 520円 0.0 ※4
GMOクリック証券 1,000 ※5 13万円 5,200円 0.2 ※1
GMO外貨 1,000 13万円 5,200円 0.2 ※5
外為どっとコム 1,000 13万円 5,200円 0.2 ※1
みんなのFX 1,000 13万円 5,200円 0.2 ※1
LIGHT FX 1,000 13万円 5,200円 0.2 ※1
楽天証券 1,000 13万円 5,200円 - ※5
ヒロセ通商 1,000 13万円 5,200円 0.2 ※1
auカブコムFX 1,000 13万円 5,200円 0.4 ※5
外為オンライン 1,000 13万円 5,200円 1.0 ※1
FXブロードネット 1,000 13万円

5,200円

0.2 ※1
JFX 1,000 13万円 5,200円 0.2 ※1
FXTF 1,000 13万円 5,200円 0.1 ※1
アイネット証券 1,000 13万円 5,200円 0.7~1.8
ひまわり証券 1,000 13万円 5,200円 1.0 ※1
セントラル短資FX 1,000 13万円 5,200円 0.2
マネースクエア 1,000 13万円 5,200円 変動制
Forex.com 1,000 約100円(10pipsのノックアウトオプション) 0.9
IG証券 1,000 約100円(10pipsのノックアウトオプション) 変動制

2023年1月18日のレート、1ドル130円と仮定
※1 原則固定(例外あり)
※2 SBI FXトレードのスプレッドは、1~100万通貨の取引をした場合の基準値
※3 10万通貨以下、午前9時~翌午前4時までの場合
※4 1万通貨までは0.0銭
※5 南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位
※6 固定対象外
※広告を含む場合があります。

 

pips(ピップス)とは

pip(ピップ)は「percentage in point」の頭文字をとったもの(pipsはpipの複数形)で、FXにおける通貨の値幅を表します。

 

pipsがなければ「円が〇〇円 変動」、「米ドルが〇〇米ドル変動」のようにそれぞれの通貨単位での表現となり、変動幅の関係性がわかりにくいですよね。

 

そこでpipsを使えば「円が〇〇pips変動」「米ドルが〇〇pips変動」のように、異なる通貨ペアでも変動幅を共通の単位で表現できるというわけです。

 

またpipsは売値と買値の差であるスプレッドの単位としても使われます。

 

1000通貨取引における1pipsの損益額

pipsの計算方法は、クロス円とドルストレートで異なります。

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

 

クロス円の場合

クロス円のpips

 

クロス円は日本円を含む通貨ペアで、1pips = 1銭(0.01円)です。

 

例えば米ドル/円の1000通貨取引で1pipsの利益を出した場合、円に換算すると

【1000通貨 × 1銭 = 1000米ドル × 0.01円 = 10円】となります。

 

日本円を含む通貨ペアなので、円に換算しやすいですね。

 

 

ドルストレートの場合

ドルストレートのpips

 

ドルストレートは米ドルを含む通貨ペアを指し、1pips = 0.0001米ドルです。

 

例えば1米ドル円 = 115円の時にユーロ米ドルの1000通貨取引で1pipsの利益を出した場合、円に換算すると【1000通貨 × 0.0001米ドル × 115円 = 11.5円】となります。

 

クロス円との違いは、米ドル/円のレート換算が入る点です。

 

【通貨ペア・取引量別】1pipsあたりの損益額 比較表

クロス円とドルストレートの1pipsあたりの損益額を、取引量別に比較表にしてみました。

 

取引量 クロス円 ユーロ/米ドル
1000通貨 10円 11.5円
1万通貨 100円 115円
10万通貨 1,000円 1,150円
100万通貨 10,000円 11,500円

※米ドル円1ドル=115円と仮定して計算しています。

 

ユーロ/米ドルの損益額は米ドル/円のレートにより異なるので、参考値として使ってください。

 

米ドル/円のレートが100円より円安の水準であれば、1pipsの損益はドルストレートの方がクロス円よりも大きくなります。

 

1000通貨取引で用意すべき資金の目安

取引通貨量 レバレッジ1倍 レバレッジ10倍 レバレッジ25倍
1通貨 115円 11.5円 約5円
100通貨 1万1,500円 1,150円 460円
1,000通貨 11万5,000円 1万1,500円 4,600円
10,000通貨 115万円 11万5,000円 4万6,000円

※米ドル円1ドル=115円と仮定して計算しています。

 

米ドル円を1000通貨取引をする場合、レバレッジを最大の25倍使えば約5,000円で取引できます。

 

【115円 × 1000通貨 ÷ 25倍 = 4,600円】

 

ただし5,000円ぎりぎりの資金で取引すると、わずかでもレートが不利な方向に動くと、証拠金維持率が100%を下回って追証やロスカットになります。

 

各FX会社のロスカット比率
ロスカット比率 比較 証拠金維持率
松井証券 50%~
GMOクリック証券 50%
DMM FX 50%
SBI FXトレード 50%
GMO外貨 50%
外為どっとコム 100%
LINE証券 100%
みんなのFX 100%
LIGHT FX 100%
100%(パートナーズFX nano)
外為オンライン 100%
ヒロセ通商 100%
FXブロードネット 100%
auカブコムFX 75%
JFX 100%
FXTF 100%
トライオートFX 100%
アイネット証券 100%
マネースクエア 100%
セントラル短資FX 100%
ひまわり証券 100%

*広告を含む場合があります。 

 

 

レバレッジを安全と言われる3倍以下に抑えるには、38,333円以上の資金を用意しましょう。

 

【115円 × 1000通貨 ÷ 3倍 = 38,333円】

 

 

あわせて読みたい:FX投資の始め方【少額編】安全で堅実にお金を稼ぐたった2つの条件!

 

1000通貨取引で1pips稼いだ場合の利回り

1000通貨FXで1pips稼いだ利回り

 

クロス円とドルストレートに分けて、1000通貨取引で1pipsの利益を出す時の年間利回りを計算してみますね。

 

 

クロス円の利回り例

クロス円の場合、1000通貨で1pips利確した時の利益は10円です。

 

1日1回取引すると1日の利益は10円、1カ月で200円、1年で2,400円の利益となります。

 

1年間の利回りは【2,400円 ÷ 38,333円 × 100 ≒ 6.26%】です。

 

ちなみに2024年2月時点で、みずほ銀行や三井住友銀行の米ドル建て外貨普通預金と定期預金の利率は0.01%。

FXの1000通貨取引で毎日1pips稼いだ方が、断然利回りがいいことがわかるわね。

 

 

ドルストレートの利回り例

ドルストレートの場合、米ドル/円のレートを115円で換算した場合、1000通貨の1pipsから得られる利益は11.5円です。

 

1日1回取引すると1日の利益は11.5円、1カ月で230円、1年で2,760円の利益となります。

 

1年間の利回りは【2,760円 ÷ 38,333円 × 100 ≒ 7.20%】です。

 

1000通貨取引で1pipsの利益を積み上げる8つのコツ

1000通貨取引で1pipsの利益を積み上げるには8つのコツがあります。

 

①スプレッドが狭い通貨ペアで運用する
②約定力が高いFX会社を使う
③ツールが使いやすい
④順張りでエントリーする
⑤IFO注文を使う
⑥1分足か5分足を使う
⑦損切りを徹底する
⑧相場に方向感がない時は取引を控える

 

これらのコツを意識すれば、少しずつ積み上げた利益を大損で一気に失わずに済みますよ。

 

 

スプレッドが狭い通貨ペアで運用する

1000通貨で1pips狙うにはスプレッドの狭さが重要

 

スプレッドが狭い通貨ペアで運用しましょう。

 

なぜならスプレッドが広いと、1pipsの利益獲得に必要なレート変動幅が大きくなり、利益を出しにくくなるからです。

 

スプレッド一覧
スプレッド比較 米ドル/円 ユーロ/円 ポンド/円 豪ドル/円 ユーロ/米ドル ポンド/米ドル 豪ドル/米ドル トルコリラ/円 メキシコペソ/円 南アフリカランド/円
松井証券 0.2 0.5 1.1 0.7 0.4 1.0 0.9 2.9 0.3 1.0
GMOクリック証券 0.2 0.4 0.9 0.5 0.3 1.0 0.4 原則固定対象外 0.2 0.9
DMM FX 0.2 0.4 0.9 0.5 0.3 1.0 0.4 - 0.2 1.0
SBI FXトレード 0.18 0.48 0.88 0.58 0.38 0.90 0.80 1.58 0.18 0.88
GMO外貨 0.2 0.4 0.9 0.5 0.3 1.0 0.4 3.0 0.2 1.3
外為どっとコム 0.2 0.4 0.9 0.5 0.3 1.0 0.6 1.6 0.2 0.3
みんなのFX 0.2 0.4 0.9 0.6 0.3 0.8 0.8 1.6 0.3 0.9
LIGHT FX 0.2 0.4 0.9 0.6 0.3 0.8 0.8 1.6 0.3 0.9
マネパ 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.5 0.3 0.9 0.0 0.1
外為オンライン 1.0 2.0 4.0 3.0 1.0 3.0 2.0 6.0 1.0 15.0

更新日:2024年5月10日。対円通貨ペアの単位は銭、対円以外通貨の単位はpips。
*GMOクリック証券のスプレッドは原則固定(例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。

*SBI FXトレードのスプレッドは、1~1,000,000通貨の取引をした場合の基準値
*外為どっとコムは原則固定(例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。*マネーパートナーズのスプレッドは原則固定(例外あり)米ドル/円は5万通貨まで、ユーロ/円、豪ドル/円は1万通貨まで、ポンド/円は5,000通貨まで、メキシコペソ円は3万通貨までのスプレッド。(9:00〜27:00) ユーロ/米ドル、ポンド/米ドルは1万通貨まで、トルコリラ/円、南アランド/円は3万通貨までのスプレッド。詳細は公式HPをご確認ください。

 

例えばLIGHT FXの場合、米ドル/円のスプレッドは0.2銭、ポンド/円のスプレッドは0.9銭です。

 

米ドル/円で1pipsの利益を出すには1.2pipsの変動で済みますが、ポンド/円だと1.9pipsの変動が必要になります。

 

多くのFX会社でスプレッドが狭い通貨ペアとして、米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドルがおすすめよ!

 

 

約定力が高いFX会社を使う

2つ目のポイントは約定力の高さです。

 

約定力が低いと注文が通らなかったり、注文レートよりも不利なレートで約定する原因になります。

 

米ドル/円を115.000円で買いエントリー、115.010円で売り決済の注文を出した例を見てみよう。

 

注文どおり約定すれば、【115.010円 - 115.000円 = 0.01円(1pips)】の利益が得られますよね。

 

しかし約定力が弱いと、115.002円といったような買いエントリーが注文よりも不利なレートとなる恐れがあります。

 

そうすると【115.010円 - 115.002円 = 0.008円(0.8pips)】の利益しか得られなかったり、約定拒否で0.8pipsの利益すら得られないケースもあるのです。

 

 

ツールが使いやすい

PCツールやスマホアプリが使いやすいFX会社を利用しましょう。

 

理由は1000通貨で1pipsの利益を積み上げるスタイルは取引回数が多くなりやすいので、取引ツールが使いにくいと誤操作・誤発注で損失を出すリスクが高まるためです。

 

無料のデモトレードを利用して、事前にツールやアプリの操作性をチェックしておくと良いですよ。

 

また、高性能な分析機能を備えたツールを使えば、勝率アップが期待できます。

 

プロが使う! チャートの高機能分析ツール

 

プラチナチャート

38種類のテクニカル指標でチャート分析ができ、為替だけではなく米国株価や原油、金など様々なチャートを表示できます。

直近の「高値・安値」を自動で表示してくれるので、それを意識したトレードがしやすく、勝率がUPします。

初心者でも使いやすく、FXのプロもうなる高機能チャートがGMOクリック証券のプラチナチャート+です。

ボタン一つで自動分析! 初心者でも高度な分析ができる

 

勝てるチャート!LIONチャートPlus+

自動でトレンドラインを引いてくれて、「直近の高値・安値の自動表示」、「フィボナッチリトレースメントも自動表示」など、至れり尽くせりのラクラク機能が満載!

トレンドラインを引くのは初心者には難しいですが、ヒロセ通商の「LIONチャートPlus+」を使えば自動でできます。

また、他のトレーダーの注文状況もチャート上に表示してくれるので、売り注文や買い注文が厚いレートがわかり、相場の予想が格段にしやすくなります。

他のトレーダーの注文状況をワンクリックで表示

 

自動で未来予想! 上がるのか下がるのか教えてくれる

 

外為どっとコムのみらい予測チャート

「みらい予測チャート」は最大約12年分(ローソク足2500本分)の過去チャートの中から、現在のチャートと形状が似ている時期を瞬時に探し出し、「過去の値動き」を参考にして「将来の値動き」を予測します。

過去のチャートとの一致率も表示されるので、高い精度で未来を予測可能!

これを使いたくて、外為どっとコムに口座を作る人がいるほど人気です。

 

チャート分析不要! 買い時・売り時を教えてくれる

 

お天気シグナルで勝率UP!

「お天気シグナル」は移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなど7種類の主要テクニカル指標で自動分析してくれて、「買い時・売り時」をチャート上に表示してくれます。

その通りに売買するだけの手軽さが、FX初心者に人気!

そのテクニカル指標で売買した結果の累計損益が表示されるので、過去にそのテクニカル指標の通りに売買して儲かったかどうかが一目でわかります。

外為どっとコムの「お天気シグナル」はテクニカル分析が苦手な初心者におすすめのツールです。

 

 

 

順張りでエントリーする

1000通貨で1pipsを狙うには順張りがやりやすい

 

トレンドに沿った順張りでエントリーするのも大切です。

 

そうすれば有利な方向に相場が動いたときに、大きな値幅を狙いやすくなるからです。

 

逆張りはチャートの転換点がわかりにくく、エントリーポイントがつかみづらいので初心者には順張りをおすすめします。

 

【順張りエントリーポイントの例】

  • 右上がりのサポートラインにチャートがタッチしたポイント
  • 移動平均線やMACDのゴールデンクロス
  • チャートの上昇起点で生じたボリンジャーバンドのエクスパンション

 

 

IFO(イフダンオーシーオー)注文を使う

1000通貨で1pips狙うときはIFO注文を使う

 

4つ目のコツはIFO注文を使うことです。

 

なぜならエントリー・決済・利確のすべての注文をまとめて出せるので、チャートを離れていても損益管理ができるためです。

 

例えば今のレートが1米ドル = 115.000円で1pipsの利益を狙う場合、次のようにIFO注文を出します。

 

  買い取引 売り取引
エントリー 115.000円 115.000円
利益確定 115.010円 114.990円
損切り 114.995円 115.005円
※損益比率は1:2と仮定。

 

 

1分足か5分足を使う

チャートの時間足は、1分足か5分足をメインに使いましょう。

 

長期足だと1pips規模の価格変動を察知しにくいからです。

 

ただし1分足や5分足といった短期足のトレンドは、長期足のトレンドに従いやすい性質があります。

 

長期足を使って長期のトレンドを把握し、短期のトレンド予測の参考として使えば予測制度が高まりますよ。

 

 

損切りを徹底する

6つ目のコツは、損切りの徹底です。

 

なぜなら損切りをしないと含み損が膨らみ、コツコツ積み上げた利益をわずか数回の取引で一気に失う恐れがあるからです。

 

特に利益が積み上がってくると「たった1pipsの含み益に転じれば良いのだから、多少含み損が出ても少し待てば大丈夫だろう」と油断しがちなので、気を引き締めて損切りを徹底しましょう。

 

1pips狙いの取引において損益比率を1:2とすると、損切り目安は0.5pipsになるぞ。

 

 

相場に方向感がない時は取引を控える

FXでは休むのも大切

 

相場に方向感がなく、トレンドの判断がつかないときは取引を控えてください。

 

根拠を持たずに取引すると余計な損失につながりやすいからです。

 

「毎日1pipsの利益を出す!」といった目標に無理して従おうとせず、優位性の高いエントリーポイントが見えた時に絞って取引すべきです。

 

1000通貨取引におすすめのFX会社4選

1000通貨取引で1pipsの利益を積み上げるコツがわかっても、具体的にどのFX会社を利用するか迷ってしまう人もいるかと思います。

 

そこで、1000通貨取引に対応しており、なおかつ初心者でも利用しやすいFX会社を4社紹介しますね。

 

 

顧客満足度 第1位! 取引コストが安い「SBI FXトレード」

 
スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円
0.18銭※ 0.48銭※ 0.88銭※
取引単位 スワップ キャッシュバック
1通貨 1,005,000円

※注文量1~100万通貨までのスプレッド
 

1通貨(ドル円なら5円)からFXの取引が可能
・全通貨においてスプレッドが安く、取引コストが安い
・1000通貨までの取引は通常のスプレッドよりさらに安い

 

最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1通貨(ドル/円なら5円)から取引が可能!

 

高機能チャートと為替情報が充実しているうえにスプレッドが安く、短期から中長期まで対応できる万能型のFX会社と言える。

 

オリコンランキングで「顧客満足度 第1位」になるなど、人気の高いFX会社だ。

 

 

 

取引コストが安く、分析機能が使いやすい「GMOクリック証券」

GMOクリック証券
 
スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円

0.2銭

0.4銭 0.9銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1000通貨 最大550,000円

スプレッドは原則固定(※例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
南アフリカランド/円とメキシコペソ/円の取引単位は10,000通貨単位

 

・初心者も上級者も持ってて間違いなしの口座
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実

 

スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!

 

初心者から上級者が使っているFX会社だ。

 

初心者からプロまで、GMOクリック証券が一番おすすめ!

 

 

 

スプレッドが安く低コスト! 高機能分析ツールの「外為どっとコム」

外為どっとコム
 

 

スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円
0.2銭 0.4銭 0.9銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1000通貨
マイナススワップが大きい
最大100万2千円
対象期間:口座開設月から翌月末まで

スプレッドは原則固定(※例外あり)
*キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。

 

最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・HDI格付け調査「Webサポート/問合せ窓口(電話)部門」で最高評価の三ッ星を獲得!(2019年-2021年)
・売買の方向性とタイミングを教えてくれる「お天気シグナル」が無料で使える

 

スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!

 

初心者向けの動画セミナーや為替の見通し予想動画などがあり、トレードの実力がUPしやすい。

 

相場の未来を予測してくれる「みらい予測チャート」や自動でテクニカル分析をして売買のシグナルを表示してくれる「お天気シグナル」は必ず使うべきツールだ。

 

 

 

 

 

数百円から取引OK!少額で大きな利益を狙うなら「FOREX.com」

Forex.comのノックアウトオプション
1000通貨取引:ドル/円取引
(1ドル140円と仮定)
国内FX会社 FOREX.com
(ノックアウトオプション:KO)
必要資金 5,600円 約100円(10pipsのKO)
最大損失 無制限 100円

 

少額投資に最適!数百円から取引可能
・少額で大きな投資ができる。1万円で100万円分の取引も可能
・損失のリスクが限定できる。初注文時に最大損失金額が決まる

 

少額で大きな取引ができるのが特徴!

 

損失額が限定できるので、初心者でも大損しなくてすむぞ。

 

ノックアウトオプションは他のFX会社より大きな取引ができるので、資金効率が良い取引手法だ!

 

 

(注)FOREX.comのノックアウトオプションはFXではありません。FXを原資産とするオプション取引です。1,000通貨とあるのは、1,000通貨相当という意味です。

 

 

あわせて読みたい:【初心者向け】19社から厳選!1000通貨取引におすすめのFX会社4選

 

 

まとめ 大損を避けつつ1pipsの利益を積み上げて稼ごう!

今回は1000通貨取引における1pipsあたりの損益について解説しましたが、いかがでしたか?

 

上記で紹介した「1000通貨取引で1pipsの利益を積み上げるための8つのコツ」を実践すると、大損を避けつつ安定して資金を増やせるようになります。

 

最後にもう一度、内容を確認しましょう。

 

・1000通貨取引で1pipsの利益は約10円
・レバレッジを3倍程度に抑えても年間6~7%の利回りになる
・1000通貨取引におすすめのFX会社は、SBI FXトレード、GMOクリック証券外為どっとコムFOREX.com

 

「1回10円の利益って少なくない?」と思うかもしれませんが、コツコツ稼げば低金利の円預金よりも高い利回りが実現できます。

 

1回の取引で得られる利益が少ないからといって油断せず、損切りの徹底や取引タイミングの見極めに注意して、コツコツ利益を積み上げましょう!

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

松井証券

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