表面利回り12%、空室率5%の物件の収益シミュレーション

今回は、不動産投資の収益検証のうち、「より利回りの高い物件」の例を見ていきます。※本連載は、株式会社アセットビルドの代表取締役・猪俣淳氏の著書、『誰も書かなかった不動産投資の出口戦略・組合せ戦略』(住宅新報社)の中から一部を抜粋し、不動産投資をどのような方向性で組み立てるかを紹介していきます。

表面利回り12%の物件で検証したケース

前回の続きです。

 

ここで、税引前キャッシュフローの検討に戻って、より利回りの高い物件の場合で検証してみましょう。表面利回り12%の物件を、空室率5%で運用し、運営費比率を15%で押さえることができた場合はどうなるでしょう。購入経費率は7%とします。

 

5年間の複利的な運用でCFはどこまで拡大する?

同様に税引後キャッシュフローを再投資していくという複利的な運用を行った場合5年間でどこまでキャッシュフローを拡大できるかということを検証してみます。

 

税引後CCRの計算

 

この段階でのATCFは721.6万円と、目標の1200万円にはまだ遠いですが、大分近づくことができます。

本連載は、2016年3月31日刊行の書籍『誰も書かなかった不動産投資の出口戦略・組合せ戦略』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

株式会社アセットビルド 代表取締役 一級建築士

1961年生れ神奈川県横須賀市出身。
不動産・建築業界の最前線で30年以上の実務経験を有し、みずからも収益物件の購入・運営・資本改善・売却を行う実践不動産投資家である。不動産・建築・投資・金融・管理・保険・相続の各分野における26もの資格を保有している。
活動は幅広く、CCIM-JAPAN(全米商業用不動産投資顧問協会日本支部)、IREM-JAPAN(全米不動産管理協会日本支部)の理事を兼任、CPM®(認定不動産経営管理士)公式コースのファカルティ(講師)としてプロフェッショナル向けの教鞭をとるかたわら、新聞・雑誌への執筆・取材(ビジネス専門誌・一般週刊誌・海外も含む業界誌)、年間70件を超える全国での講演活動、ラジオ・TVなどへの出演も行っている。
著書は『不動産投資の正体』、『誰も書かなかった不動産投資の出口戦略・組合せ戦略』(以上、住宅新報社)などがある。自身のブログ「不動産投資にまつわる100の話 プラス」でも情報を発信している。

著者紹介

連載不動産投資の「出口戦略・組合せ戦略」実践マニュアル

誰も書かなかった不動産投資の 出口戦略・組合せ戦略

誰も書かなかった不動産投資の 出口戦略・組合せ戦略

猪俣 淳

住宅新報社

本書は、不動産投資において想定される“あらゆるスタイルの投資家”が、ご自身の投資を定量化し、方向性を検討したり、強みと弱みを把握したり、最適化を図る・・・といった視点で使える「ツール」としての機能を重視して、ほ…

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