ビル経営を委託する「プロパティマネージャー」の業務内容

前回は、オフィスビル経営でビジネスパートナーとなるプロパティマネージャー(PM)の選び方を説明しました。今回は、プロパティマネージャーの「3つの業務」の内容を見ていきます。

テナント募集だけではないPMの役割

プロパティマネジメント業務について具体的に説明しましょう。業務の内容は大きく、テナント募集関連業務、キャッシュマネジメント業務、テナントマネジメント業務に分けられます。

 

PMの業務は単独ではなく複雑に絡み合う

テナント募集関連業務とはマーケットの分析や周辺競合物件の調査に始まり、テナント募集時及び契約時の条件設定、入居者の決定、契約、更新などのことで、主に空室を埋める作業です。

 

続くキャッシュマネジメント業務とは、賃料等の入出金の管理、滞納者への督促から補修等に関する費用の見積もり、業者手配といったお金にまつわる作業全般を指します。テナント決定後の日常的な業務というわけです。

 

最後のテナントマネジメント業務は契約違反者への注意や解約手続き、退去時の引き渡し立ち会い、賃料交渉などといった入居テナントとの交渉が主な内容。

 

もちろん、これらの業務は単独で行われるわけではなく、複雑に絡み合いながら行われています。

本連載は、2010年12月21日刊行の書籍『空室を抱える中小オフィスビルオーナーのための満室ビル経営』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

「不動産」この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます

「国内不動産」この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます

連載「サブリース」の活用で成功するオフィスビル経営

サブリース株式会社 代表取締役

1946年岩手県宮古市生まれ。1969年に都留文科大学を中退、東都商事株式会社に入社。貸事務所仲介営業に従事し、入社から5カ月で営業管理職兼トップ営業マンと して活躍する。その後、同社を3年10カ月で退社、26歳 で独立を果たす。40年以上にも及ぶ業界経験のなかで、 貸事務所の仲介のみならず、貸ビルの設計・開発ならびに リフォームを含めたビルのコンサルティングも手掛け、多く の空室に悩むオフィスビルを再生させてきた。また、業界に先駆け、貸事務所の転貸業(サブリース)を考案するな ど、その豊富な経験を活かし、現在はサブリース株式会社 にて、オフィスビルの設計、開発、再生に力を注いでいる。

著者紹介

空室を抱える 中小オフィスビルオーナーのための 満室ビル経営

空室を抱える 中小オフィスビルオーナーのための 満室ビル経営

佐々木 泰樹

幻冬舎メディアコンサルティング

サブプライム問題、リーマンショックを経て、悪化した賃貸オフィスビル市場は依然厳しく、地方都市では都心以上に苦しい状況にあります。そのような中、特に中小規模のオフィスビルは、バブル期以前に建った築20年以上のビルが…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧