手取り額の確認だけではNG・・・「給与明細」の記載事項とは?

今回は、控除されたお金の明細など、実は大事な情報がつまった「給与明細」の正しい見方について解説します。※本連載では、株式会社クレア・ライフ・パートナーズ代表取締役・工藤将太郎氏の著書、『入社1年目から差がついていた!お金が貯まる人は何が違うのか?』(すばる舎リンケージ)より一部を抜粋し、今日から実践できる、お金を貯めるための簡単な習慣をご紹介していきます。

給与明細には「自分が支払ったお金」も記載されている

あなたは給与明細に何が書かれているか知っているでしょうか?

 

「手取り額だけ見て、捨てちゃうなあ」という人が多いかもしれません。

 

最近は紙で配るのではなく、各自がWeb上で閲覧できる会社も増えています。

 

そうなると「いちいち見るのは面倒だし、口座に振り込まれた金額を確認するだけ」という人もかなり多いようです。

 

もちろん、「手取り額が一番気になる」という気持ちは私もよく理解できます。

「手取り額=手元に入ってくるお金」ですから、「今月はどれくらいお金を使えるのか」を知りたいのは当然です。

 

でも、ちょっと待った!

 

手取り額だけを見ていると、自分にとって大事な情報を見逃すことになってしまうのです。

 

給与明細に記載されているのは、「自分がもらえるお金」だけではありません。

 

実は、「自分が支払ったお金」も記載されているのです。

働いたお金は、すべて手元に入るわけではない

社会人になり、一定の金額以上の給与をもらうようになると、今までは意識していなかった社会保険料や税金などが、あなたの給与から引かれていることに気づくでしょう。

 

あなたの給与のうち何割かは、会社があらかじめ天引きをして、国や地方自治体、健康保険組合などに納めているのです。

 

手取り額とは、それらのお金を差し引いた額です。

 

あなたが頑張って働いた分のお金が、すべて自分の手元に入るわけではないのです。

「えっ!?じゃあ、差し引かれた分のお金はどうなるの?」

 

きっとそんな疑問がわいてきますよね。

 

その答えを知るために、給与明細を見ることが大事なのです。

 

給与明細をもらったら、内容をすみずみまで見てみましょう。

 

そこには「控除」という欄があります。これが、給与から差し引かれるお金です。

 

控除にもいくつかの種類があります。

「健康保険料」「厚生年金保険料」「雇用保険料」などは、「社会保険料」です。

 

これらを毎月、会社を通じて納めているから、病気やケガをしたときに健康保険が使えたり、退職後に年金がもらえたりします。

 

「所得税」「住民税」は、「税金」です。

 

所得税は国に、住民税はあなたが住んでいる都道府県や市区町村に配分されます。

 

控除の欄を見て、「毎月こんなに引かれているの!?」と驚く人も多いでしょう。

 

実際に私も、給与明細を見たときに驚いたことを覚えています。

 

控除されたお金も、立派な「あなたのお金」です

 

手取り額だけを見ていたら、自分のお金が「どこで、どのように使われているか」を知らずに過ごすことになってしまいます。

 

それって、とても怖いことです。

本連載は、2017年4月27日刊行の書籍、『入社1年目から差がついていた!お金が貯まる人は何が違うのか?』(すばる舎リンケージ)から抜粋したものです。稀にその後の税制改正等、最新の内容には一部対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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連載お金が貯まる人に学ぶ「自然とお金が貯まる習慣」

株式会社クレア・ライフ・パートナーズ 代表取締役社長
CLP International Ltd. プレジデント&CEO 

1983年、大分県生まれ。西南学院大学卒業後、日本生命保険相互会社入社。法人営業部門にて企業の福利厚生制度の構築に従事。2010年に株式会社クレア・ライフ・パートナーズを創業。2013年には香港現地法人としてCL PInternational Ltd.を設立。生命保険に偏重せず、効率の良い資産形成をテーマとしてファイナンシャルプランニング、ライフプランニングを行っている。

WEBサイト:http://crea-lp.com

著者紹介

入社1年目から差がついていた! お金が貯まる人は何が違うのか?

入社1年目から差がついていた! お金が貯まる人は何が違うのか?

工藤 将太郎

すばる舎リンケージ

「年収が低くて、お金を貯めるのが大変」、「どうしても貯金が続かない」――20代、30代の人たちがお金を貯めるには、切り詰めた節約をしなければならないというイメージがあるようです。しかし、年収が低くても、ズボラでも、…

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