今回は、木造、鉄骨造、RC造などについて建築資金の回収という観点で見ていきます。※本連載は、アパート経営で資産形成をするサラリーマンから絶大な支持を受ける、株式会社アメニティジョイハウス代表取締役社長・田脇宗城氏の著書、『不動産投資は「新築」「木造」「3階建て」アパートで始めなさい! 』(あさ出版)の中から一部を抜粋し、副業を考えるサラリーマンにとって「新築・木造・3階建てアパート」による不動産投資が向いている理由を説明します。

建築費が安い木造は投資回収も早い

建物には大きく、木造、鉄骨造、RC(鉄筋コンクリート)造があります。

 

この中で、どの造りがもっとも材料の値段が安いかというと、当然のことながら木造が安いです。もちろん工期の短さなど、材料の安さばかりではありませんが、単純な話、木造は建築費が安く済むので、投資回収もいちばん早く終わります。

 

では、ひとつの物件例を見てみましょう。

 

新築・木造・3階建て(戸数9戸)

販売価格:8000万円(土地:3000万円 建物:5000万円)

家賃収入:58万5000円/月

 

金利などの細かい部分を無視して、投資資金がどのくらいの期間で回収できるかを計算しましょう。

 

ここでいう投資資金は、建築費のことを指します。建物は価値が下がっていく一方なのに対し、土地は価値が安定しています。建物にかけた資金が、どのくらいの期間で返ってくるかを考えます。というわけで、回収期間は建物代を家賃収入で割ることで求められます。

 

5000万円 ÷ 58万5000円 ≒ 85カ月

 

およそ7年で投資資金を回収できる計算です。これに金利やその他もろもろが入ってくるので、実際のところは9年くらいと考えるべきでしょう。

RC造、鉄骨造は家賃収入は高いが建築費も膨大

では木造以外、鉄骨造やRC造はどうかというと、一般的な建築費とおよその回収期間は下記の図表のようになっています。RC造や鉄骨造は家賃収入が高くなる反面、建築費が膨大になってしまうので、投資資金回収までの道のりは長くなってしまいます。

 

建築費が安く投資回収スピードが早い点で、木造建築はサラリーマン大家向きと言えます。

 

[図表]構造の違いによる借入残高の比較表

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    本連載は、2017年3月19日刊行の書籍『不動産投資は「新築」「木造」「3階建て」アパートで始めなさい! 』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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