2024.09.22
第4回
連載
超高齢者の心の謎を「データ」で読み解く
本連載は、権藤恭之氏の書籍『100歳は世界をどう見ているのか』(ポプラ社)より一部を抜粋・再編集したものです。
関連書籍
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100歳は世界をどう見ているのか
- 著者
- 権藤 恭之
- 出版社名
- ポプラ社
- 発行年月
- 2024年8月
あなたは、何歳まで どんな風に生きたいですか? 2050年には50万人以上が100歳を超えるといわれる日本。敬老精神が高く、長寿をめでる日本だが、介護や認知症のイメージにより、自分ごととしての「長生き」はネガティブにとらえられがちだ。 本書は500人以上の百寿者と実際に会い、調査を続けてきた著者が加齢をめぐるさまざまなデータ、研究結果を紹介、高齢期に高まるとされる「老年的超越」の謎に迫る。 多くを失いつつも幸せを感じられる老いとは何か。100歳を超える超高齢者の心と体を理解し、確実に訪れる人生への向き合い方を考える。 ■目次 はじめに――あなたは何歳まで、どんな風に生きたいですか? 第1章 人の寿命はどこまで延びるのか 第2章 スーパー高齢者たち 第3章 100歳の現実 第4章 100歳の人は幸せか――「老年的超越」を手がかりに 第5章 幸せな100歳を迎えるために 終わりに 付録:100歳と付き合うための5つの方法