権藤 恭之

大阪大学大学院人間科学研究科老年心理学教授,、日本老年社会科学会理事、日本応用老年学会常任理事、The Gerontological Society of America
1965年神戸生まれ。2000年より慶應義塾大学と共同で東京都23区の百寿者、および全国の超百寿者を対象とした訪問面接調査を行っている。2010年からは東京都健康長寿医療センター研究所、慶應義塾大学医学部と共同で、高齢者の縦断調査SONICを開始。超高齢者を対象に健康長寿を達成するための要因を研究しながら、どうすれば超高齢期を幸せに過ごすことができるのか、その環境づくりを考えている。2020年から兵庫県朝来市で古民家再生に取り組む。

この著者の連載

この著者の書籍

  • 100歳は世界をどう見ているのか
    著者
    権藤 恭之
    出版社名
    ポプラ社
    発行年月
    2024年8月
    あなたは、何歳まで どんな風に生きたいですか?  2050年には50万人以上が100歳を超えるといわれる日本。敬老精神が高く、長寿をめでる日本だが、介護や認知症のイメージにより、自分ごととしての「長生き」はネガティブにとらえられがちだ。 本書は500人以上の百寿者と実際に会い、調査を続けてきた著者が加齢をめぐるさまざまなデータ、研究結果を紹介、高齢期に高まるとされる「老年的超越」の謎に迫る。 多くを失いつつも幸せを感じられる老いとは何か。100歳を超える超高齢者の心と体を理解し、確実に訪れる人生への向き合い方を考える。 ■目次 はじめに――あなたは何歳まで、どんな風に生きたいですか? 第1章 人の寿命はどこまで延びるのか  第2章 スーパー高齢者たち 第3章 100歳の現実 第4章 100歳の人は幸せか――「老年的超越」を手がかりに    第5章 幸せな100歳を迎えるために  終わりに 付録:100歳と付き合うための5つの方法

ピックアップワード