ふらふらと歩道を逆走してくる自転車…買い物帰りの24歳女性が巻き込まれた「衝突事故」

都内のIT関連企業で一般事務として働くタマコさん(仮名・24歳)。ある休日の午後、スーパーでの買い物を終えて帰路につくタマコさんの前方から、一台の自転車がふらふらと近づいてきました。

自転車に乗っていたのは、70代半ばと思われる高齢の男性です。自転車は、本来走るべき車道ではなく歩道の中央付近を、しかもタマコさんから見て右側からゆっくりと向かってきたのです。

危険を感じたタマコさんは立ち止まり、左に避けて道を譲ろうとしました。しかし、タイミングが悪いことに自転車の男性も同じ方向にハンドルを切ってしまい、そのままタマコさんの体に衝突しました。衝撃で二人はバランスを崩し、アスファルトの地面に転倒してしまいました。

転倒後、タマコさんは腕や膝に軽い打撲と擦り傷を負った程度で済みましたが、自転車に乗っていた高齢男性は足を抱えて痛みを訴え、自力で立ち上がることができませんでした。

「大丈夫ですか?」とタマコさんは声をかけるも、男性はうめき声を上げるばかり。男性に確認を取ったのち救急車を呼び、そのまま病院へと搬送されていきました。

転倒した高齢男性が骨折…数週間後に届いた「治療費15万円」の請求

現場に残されたタマコさんは警察の実況見分に協力し、相手がふらふらと向かってきたこと、避けようとした結果ぶつかってしまったことなど、当時の状況をありのままに説明しました。

これで事故の手続きは一段落したと思っていましたが、数週間後、タマコさんのもとに男性から思わぬ連絡が入ります。

男性は転倒によって足を骨折しており、その治療費や通院費など、かかった医療費の一部として15万円を負担してほしいと請求されたのです。

タマコさんの手取り月収は約19万円。突然突きつけられた15万円は、家賃や生活費を切り詰めながら、日々カツカツの生活を送るタマコさんにとっては重い負担です。