「血のつながり」は大切。しかし…

世間が思い描く“おばあちゃん像”のイメージに振り回され、自分を擦り減らしては元も子もありません。

「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、血のつながった家族であっても、敬意や感謝を忘れた相手であれば、毅然とした態度で「NO」を突きつけることが、自身の老後を守る最大の防衛策となります。

特に、親の親切を当たり前と思い込み、依存してくる子ども世代に対しては、早い段階で「これ以上のお金は出せない」とはっきり境界線を引くことが重要です。

トモコさんは現在、娘からの「今週末遊びに行っていい?」という連絡を「予定があるから」と断る強さを持てるようになったといいます。

「最初は寂しさや罪悪感もありましたが、今は自分の人生を生きている実感があります。孫を可愛いと思えない自分を責めるのはやめました」

世間のイメージやプライドに振り回され、限られたお金と時間を身勝手な親族に貢ぐ……ではなく、自分の心と身体の健康のために使う。それこそが、幸せな老後につながるのかもしれません。

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