世の中には、「お金をふやせますよ」とうたうさまざまな投資手法があふれています。しかし、そのなかには、プロでも勝つのが難しい「いばらの道」や、一瞬でお金を奪い取る「地獄のワナ」がいくつも紛れ込んでいます。投資の世界で確実に資産を築くために必要なのは、強すぎる敵と戦うことではなく、安全にゴールできる「最強の道」を選ぶことです。本記事では、ふつうの会社員から投資で資産30億円を手にしたマサニー氏の著書『子どもが自力で1億円貯められるようになる本 人生がイージーモードになるはじめてのインデックス投資』(KADOKAWA)より、世の中にある「5つの投資手法」の難易度を比較しながら、人生のゲームを「勝ち組」としてのびのびと生きるための攻略ルートを解説します。
「ぼくはたまたま生き残っただけだ」ふつうの会社員から〈資産30億円〉になった父が、わが子に“5億円超えの超富裕層”になることを勧めない切実な理由 (※写真はイメージです/PIXTA)

だれでもできる「最強の道」

インデックス投資:難易度〈1〉

ぼくが一番おすすめしているのが、インデックス投資。そのなかでも選んでいるのは「オルカン」、世界中の会社を応援する方法ですね。必要なスキルは、「時間」と「コツコツ続ける力」だけ。とくべつな知識や才能はいりません。世界全体が成長すれば、あなたのお金もふえていきます。

 

途中、数字が上下したとしてもお金が戻るのは歴史が証明しています。一喜一憂せず、お金を預けておくだけでだいじょうぶです。

 

20年、30年、40年という長い時間がかかるかもしれませんが、あせらず続ければ、だれでも「レベル1」の1億円ステージをクリアできる、最強の方法です。ギャンブルのように毎日ドキドキするのではなく、安心して長く続けられる、まさに「最強の王様の道」です。

才能と努力が必要な「いばらの道」

個別株投資:難易度〈3〉

これは、「世界中の国や会社」ではなく、「この会社は、ぜったいに勝てる!」と思う銘柄を選んで、そこを全力で応援する方法です。

 

たとえば、「あのゲーム会社の新しいゲームはぜったいにヒットする!」と信じて、その会社の株主になるイメージですね。もし、あなたの予想が当たれば、インデックス投資とは比べものにならないスピードでお金がふえるかもしれません。1年で10倍になることもありえるかも! でも、もしその会社が失敗してしまったら……あなたのお金も、一緒に海の底にしずんでしまいます。

 

個別株のようなむずかしいお財布をあつかうには、「どの会社が勝つか」を見ぬく、深い知識と、才能と、たくさんの勉強が必要です。すべての人が勝てる方法ではないんです。

 

でも、個別株投資がぜったいダメ、というわけではないです。ぼくの子どもたちも、ゲーム会社やキャラクターの会社など、好きな会社を選んで個別投資をしています。ただ、将来お金持ちになるためというより、お金の勉強のためです。

 

不動産投資:難易度〈3〉

不動産投資は、うまくいけば、毎月決まったお金がチャリンチャリンと入ってきます。

 

でも、家を買うために、何千万円、何億円という、ものすごく大きなお金をスタート地点で用意しなくてはいけません。もし、あなたのアパートにだれも住んでくれなかったら、あなたは大赤字になってしまいます。

ぜったいに手を出さないでほしい「2つの道」

FX:難易度〈5〉

日本のお金「円」と、アメリカのお金「ドル」などを交換して、その差でお金をもうけようとする方法です。かんたんに見えるかもしれませんが、「1分後に、円はドルより高くなるか、安くなるか?」を当てる、サイコロをふるようなギャンブルに近いものです。

 

インデックス投資は、世界中の会社や国を応援して、ぶじに成長したら、あなたのお金がふえるしくみでしたね。みんなでハッピーになれるゲームです。でもFXは、だれかが勝ったら、かならずだれかが負けます。あなたが1000円もうかったら、世界のどこかで、だれかが1000円、もしくはそれ以上の金額をうしないます。

 

勝てばお金をふやせますが、あなたがたたかう相手は、世界中の頭のいいプロたちです。小学6年生がオリンピックに出場して、プロのアスリートと本気できょうそうするようなもの。ふつうは勝てません。

 

仮想通貨:難易度〈5〉

仮想通貨とは、国がつくった円やドルなどのお金ではない、ブロックチェーンという技術を使った新しいお金のようなものです。暗号資産ともよばれます。ビットコインなどが有名ですね。仮想通貨じたいは、未来を変えるかもしれない、おもしろい技術です。でも、これを「お金をふやすお財布」として使うのは、とても危険! なぜなら、インデックス投資や個別株投資とちがって、価格の上がり下がりがはげしいからです。

 

仮想通貨は、「人気」だけで値段が決まります。「世界に数枚しかない、すごくめずらしいキラカード」みたいなものです。「これ、カッコいいからほしい」とみんなが思えば値段は上がりますが、あした、みんなが「あきた。もういらない」と言い出したら、その価値は0円になってしまうかもしれないんです。それに、インターネット上にあるので、悪いハッカーにぬすまれて、お金がぜんぶ消えてしまう事件も、たくさん起きています。

 

 

マサニー

投資家

 

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