(※写真はイメージです/PIXTA)
いまは“選球眼”を養うとき
2026年を迎え、投資先の選択が再び注目されています。
足もとの株式市場は、イランと米国・イスラエルによる軍事衝突を巡って不安定な展開が続いているため、積極的にリスクを取りにいく局面ではありません。
しかし、だからこそ、このタイミングで投資先を見極める「眼」を養っておくことが大切です。相場環境が落ち着きを取り戻したタイミングですぐに動けるよう、株式相場のトレンドを掴んでおきましょう。
2026年、注目の投資先は?
まず過去を振り返ってみると、2023年と2024年は、AIや半導体関連が世界の株価を強く牽引しました。
しかし2025年に入り、全世界株式(オルカン)がS&P500を上回るリターンを記録したのはご存じでしょうか。
これは、AIや半導体だけでは説明できない動きが出てきたことを示しています。
では、AI・半導体以外で今後注目すべき分野はどこにあるのか。2026年時点で投資家が押さえておきたい「7つのセクター」を整理していきます。
1.AI計算インフラ
AIは間違いなく世界を変える技術です。しかし、AIの爆発的な成長は今後も続くものの、これまでのような急激な伸びは難しくなる可能性があります。
計算インフラ関連は依然として重要ですが、期待値が非常に高まっている分、過熱感には注意が必要です。
2.半導体(半導体関連)
AIを動かすためには高度な半導体が不可欠です。TSMC、ASML、Applied Materials、Lam Researchなど、半導体製造装置や材料を手がける企業は引き続き注目されています。
ただし、すでに市場参加者の多くが認識している分野であるため、今後は「どれだけ期待を超えられるか」が鍵となります。
3.電力・エネルギー
AIの最大のボトルネックになりつつあるのが電力です。
データセンター1つあたりで消費される電力は50〜100MW規模とされ、これは中規模都市の年間電力消費に匹敵します。2030年頃には現在の2倍程度の電力が必要になると言われており、原子力発電所を30基新設してもようやく間に合う水準です。
再生可能エネルギーではNextEra EnergyやDuke Energyが注目されていますが、天候に左右されるという課題もあります。一方、原子力発電は再び評価が高まっており、Westinghouse ElectricやRolls-Royce SMRなどが関連企業として挙げられます。