第2位は「借りて住む」派にも人気!“多摩エリア最大のベッドタウン”

第2位:八王子(価格相場:3,192万円)

(JR八王子駅前/PIXTA)
(JR八王子駅前/PIXTA)

第2位は、東京・八王子でした。都市の利便性と豊かな自然が共存する東京西部の拠点都市として高い人気を誇る同所は、同調査の「借りて住みたい街ランキング」でも第2位に輝いており、注目度の高いエリアです。

JR中央線・横浜線・八高線、さらに京王線が利用できる交通の要衝で、新宿までは中央線特快で約40分、東京駅へも約1時間と、都心通勤に無理のない距離が魅力です。

駅前には「セレオ八王子」や「東急スクエア」など大型商業施設が集まり、日常の買い物から外食まで完結する充実ぶりで、生活利便性は都心と遜色なし。一方、市内には高尾山や浅川など自然環境が豊富に残り、四季の移ろいを身近に感じられる落ち着いた住環境も備わっています。

また、大学や専門学校が多く集まる学園都市としての側面もあり、街全体に活気がありながら治安も良好で、ファミリー層から単身者まで幅広い層に支持されています。

第1位:湯河原(価格相場:1,138万円)

(JR湯河原駅前/PIXTA)
(JR湯河原駅前/PIXTA)

第1位に輝いたのは、神奈川県・湯河原でした。「湯河原温泉」として知られる同所ですが、温泉地としての魅力はもちろん、「現実的に家が買える場所」として注目度が高まっているようです。

中古マンションのほか、中古戸建ての価格帯が手頃で、リノベーションすることを前提に家探しをしている人が少なくありません。東京圏に属しながらも落ち着いた住宅地が広がり、スーパー・病院・学校が揃い観光地特有の不便さが比較的少ない点も魅力です。

JR東海道本線で東京駅まで約90分、新幹線を併用すれば約60分と、勤め先が都内の場合でもなんとか成立する距離。海と山に囲まれた自然環境は日ごろのストレスを和らげ、仕事後や週末に自然の癒しを得られる環境が整っています。

物件価格高騰で「郊外」に熱視線…買って住みたい街TOP3

「買って住みたい街」TOP3は、湯河原を筆頭に、八王子、八街となりました。湯河原が第1位を獲得したのも、TOP3がすべて郊外の街となったのも、ランキング発表開始以来初のこと。背景には、物件価格の急騰があると考えられます。

湯河原は比較的安価に購入可能な中古住宅のストックが豊富なことから、定年後に住みたい街として以前から注目を集めていましたが、都心の住宅価格高騰により、現役世代からの問い合わせも増えているようです。

不動産価格の高騰が続くいま、家賃による家計の圧迫を抑えるためにも、こうした“背伸びしない街”の人気が高まっているのかもしれません。