人生には結婚や昇進といったポジティブな転機がある一方、離婚や解雇、介護など、心身に負担のかかるネガティブな転機が訪れることもあります。ただ、そのネガティブな転機を、自身の将来について考える機会だとポジティブにとらえることで、その後の向き合い方が変わります。親の介護をきっかけに自身の将来について考えはじめた40代会社員の事例をもとに、40代が向き合いたい「介護」と「資産形成」についてみていきましょう。
70代の父が自宅で転倒…親の介護をきっかけに「自分の将来」が不安になった40代会社員の事例【みんなが資産形成をはじめたきっかけ】 (※画像はイメージです/PIXTA)

40代からはじめる「介護とお金」の準備

 

後日、Aさんからコメントをいただきました。

 

「介護は突然やってくるんですね。父の介護をきっかけに、自分の将来についても考えさせられました。必要な保険に加入し、長い目で見て資産形成をはじめようと思います。ただ、まだ息子の教育費などでお金がかかる時期なので、無理のない範囲で取り組んでいくつもりです」

 

40代の人が介護と聞くと、「まだ先の話で自分には関係ない」と思いがちです。しかし、少子高齢化が進む現代では、90代の祖父母の介護を任されることもあるかもしれません。そして気づけば親の介護、自分や配偶者の介護へとシフトしていきます。そう考えると、「まだ先のこと」と言い切ることは難しいのではないでしょうか。

 

介護ははじまりも終わりも人それぞれです。だからこそ、早いうちから積極的に情報を集めつつ、無理のない形で準備を進めてみてはいかがでしょうか。

 

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

 

 

三藤 桂子

社会保険労務士法人エニシアFP

代表