車両価格が高騰するなか、支払額を抑えるために「残クレ(残価設定型ローン)」でクルマを購入する人が増えています。しかし、「残クレ」には“向いているクルマ”と“そうでないクルマ”があると、YouTubeのチャンネル登録者数145万人超、月に1台のペースでクルマを購入するワンソクTube氏はいいます。同氏の著書『損しない「クルマの買い方」大全』(KADOKAWA)より、「残クレ」のしくみとメリット・デメリットをみていきましょう。
(※写真はイメージです/PIXTA)
残クレの真実…“残クレ・アルファード”で話題の「残価設定ローン」に向いているクルマ・不向きなクルマ【登録者数145万人超の人気YouTuberが解説】
「残クレ」を“あえて使わないほうがいい”場合も
私があえて残クレを使わずにクルマを買う場合というのは、この条件が悪いときです。
残クレの金利は安いところで0%や0.9%などから、高いところでは5%台のところまでかなり幅が広いです。
また、車両の残価に買取保証がある残クレと、保証はできないけど残価をとりあえず設定している残クレとがあります。買取保証がない残クレの場合、満期になった際に査定をして残価設定額よりも査定額が安かった場合には、その差額も支払う必要があります。
私の場合は、輸入車などリセールが期待できないクルマを買う際、買取保証タイプの残クレで、なおかつ金利も低ければ、積極的に残クレで購入しています。
特に輸入車ではMINIやBMWなどでは買取保証タイプの残クレが多いです。また、輸入車では国産車よりも金利も低いことが多く、キャンペーン中では0.9%などかなり低い場合があります。そうでなくても2.9%くらいの金利設定が多いです。
一方、国産メーカーでは、金利が5%以上で、車両残価にまで金利がかかっているものもあるので、そういう場合には残クレは使わず、現金一括で購入するようにしています。
ワンソクTube
クルマ買うチューバー/ブログ管理人