東京23区の平均家賃が過去最高を更新するなか、神奈川県や埼玉県、千葉県といった近隣都市の注目が高まっています。そこで今回、ニフティ不動産が実施したアンケート調査をもとに、神奈川県内で人気の街トップ3を抜粋。ランキング形式で紹介します。※最後にTOP10の早見表あり。
(※画像はイメージです/PIXTA)
武蔵小杉に元住吉…“東急東横線ブランド”は健在も、横浜は9位。神奈川県内で「検索・閲覧が多かった街」ランキング
第2位は「タワマン」で人口急増中の“あの街”
第2位:武蔵小杉
武蔵小杉駅とタワーマンション群(出所:PIXTA)
第2位にランクインした「武蔵小杉」は、3位の元住吉と同じく川崎市中原区に位置しています。
東急東横線、東急目黒線、JR横須賀線、JR湘南新宿ライン、JR南武線と5路線が乗り入れているこの街は、「ムサコ」と呼ばれることもあるものの、地元民は「コスギ」と呼ぶのが一般的だそう。駅前には全86店の「武蔵小杉駅前通り商店街」が広がり、食事やショッピングには困りません。
また、武蔵小杉といえば“タワマンの街”というイメージを持つ人も多いのでは。この10年でタワーマンションが次々に完成し、それにともなって駅周辺も商業・業務・文化交流・医療・文教・都市型居住等の機能を集積させた「歩いて暮らせるコンパクトなまちづくり」を目指し、整備が進みました。
2014年4月にオープンした「ららテラス武蔵小杉」や「武蔵小杉東急スクエア」をはじめ、駅近の大型商業施設も充実しています。
その利便性から家賃相場は周辺エリアよりも高いものの、2021年~2022年と2年連続「待機児童ゼロ」を実現するなど、教育環境が整っていることもあり人口が急増中。ファミリー層に人気が高い街となっています。
【家賃相場】1K:7.1万円、1LDK:9.2万円、2LDK:16万円、3LDK:21.1万円
【掲載物件情報数】1万0,192件
※ 出所:ニフティ不動産