個人株主向けに企業が行っている株主優待制度は、実は日本独自のものです。日本の“贈答文化”が生んだ制度、なかでも特に人気なのが「金券」や「食券」なのだとか。そこで今回は「金券」を優待に設定している企業のなかかから、3月末に権利が確定する銘柄5社を厳選して紹介します。※2025年3月の権利付き最終日は3月27日(木)です。
株主優待でお得に「南魚沼産こしひかり5kg」をゲット!長期保有優遇も嬉しい3月権利確定の〈株主優待銘柄〉厳選5社
3.ミライト・ワン〈1417〉…QUOカードなど
2025年3月7日時点:2,227円/売買単位:100/割当基準日:3月末日
1946年創業のミライト・ワン。70年以上にわたり、電気通信工事を軸に社会インフラを支えています。
同社は既存事業の顧客基盤を強化しているほか、2022年には中核子会社である株式会社ミライト、株式会社ミライト・テクノロジーズと経営統合し、街づくり・里づくりや企業DX・GX、グリーンビジネスへの参入やグローバル事業の拡大などに注力しています。
そんなミライト・ワンは、100株以上を1年以上保有する株主に対し、QUOカードや各種電子マネーのほか、社会貢献活動団体への寄付やお米など、4種類のなかからお好みの優待品を進呈しています。
さらに、1,000株以上を3年以上継続保有するなど、条件にあてはまる株主は、QUOカードが4,000円分になるなど、長期保有するほどおトクです。
◆優待内容
(1)QUOカード
(2)各種電子マネー
(3)社会貢献活動団体への寄付
(4)ミライト・ワン米(抽選)
(1)~(4)のいずれかを選択
(1)~(3)1,000円分、(4)1kg----------(100株以上)
(1)~(3)2,000円分----------(500株以上)
(1)~(3)3,000円分----------(1,000株以上)
※(2)Amazon、waon、nanaco、apple、PayPay、dポイント、Pontaポイント
※(3)「公益財団法人スペシャルオリンピックス日本」への寄付
※ 1年以上継続保有(3月末日および9月末日の株主名簿に同一株主番号で100株以上保有を連続3回以上記載)の株主が対象
※ 1,000株以上で3年以上継続保有(3月末日および9月末日の株主名簿に同一株主番号で100株以上保有を連続7回以上記載)の株主はミライト・ワン米5kg(抽選)または4,000円分のQUOカード・各種電子マネー・社会貢献活動団体への寄付から選択
4.高松コンストラクショングループ〈1762〉…南魚沼産こしひかり5kg
2025年3月7日時点:2,808円/売買単位:100/割当基準日:3月末日
大阪に本社を持つ「高松コンストラクショングループ」は、1917年創業の中堅ゼネコン。傘下に賃貸マンション建築の高松建設や土木に強みを持つ青木あすなろ建設などがあり、合計19社の専門企業集団です。
「建設を通して社会における相互補完の一翼を担うこと」を経営理念に、資本コストや株価を意識した経営の実現を目指しています。
そんな高松コンストラクショングループは、100株以上を1年以上継続保有する株主に対し、おこめ券または南魚沼産こしひかり5kgを進呈。社会貢献活動への寄付を選択することもできます。さらに、500株以上を5年以上継続保有する株主は、進呈されるお米が10kgになります。
◆優待内容
南魚沼産こしひかり5kg
(100株以上)
※ おこめ券または社会貢献活動への寄付を選択可
※ 1年以上継続保有(前年3月末日の株主名簿に記載された株主番号で継続して当年3月末日の株主名簿に記載)の株主が対象
※ 500株以上を5年以上継続保有の株主には10kgを進呈