日本の地方自治体を支援するための寄付制度である「ふるさと納税」。楽しみなのはやっぱり返礼品。寄付先の自治体から地域の特産品や名産品の数々をゲットできて、しかも地域貢献までできると一石二鳥。今回は総務省がまとめた「2023年度の市区町村外からの寄付件数」に基づいて「東京都」のふるさと納税ランキングを発表。寄付件数の多い順にベスト10を発表します。
日本の首都・東京都へのふるさと納税…人気の返礼品は?
江戸時代から日本の首都として発展を続けている東京都は、政治・経済・文化など多くの分野での中心地です23区、26市、5町、8村から構成される広大な自治体で、総人口は約1,400万人を超。。交通網が密に発達し、国内外からのアクセスは良好。世界有数の大都市圏を形成しています。都心部は高度に発展したオフィス街や商業施設が立ち並び、金融、情報、テクノロジーなど多様な産業が集中。一方で下町エリアは古きよき時代が混在。先進的な都市機能と、伝統文化が融合するダイナミックな姿は、多くの観光客を魅了しています。
そんな東京都のふるさと納税寄付件数ランキングを第3位からみていきましょう。
第3位 墨田区(12,975件)
江戸時代からの伝統が受け継がれる墨田区では、下町の地域コミュニティーが強く残っています。近代産業発祥の地として、現在も中小製造業などものづくりのまちとしての特徴も有しています。最近では、東京スカイツリーを中心とする観光資源や文化資源が注目を集めている町です。暮らしやすく子育て世代にも人気のある町であり、閑静な住宅街が広がるエリアもあります。
ふるさと納税の返礼品の1つが、「江戸切子のロックグラス」。ガラスの表面に、金属製の円盤や磁石などを使ってさまざまな模様を切りだす江戸切子。江戸時代の生活用具をもとにした文様が受け継がれており、その美しさから非常に人気があります。実際に履いて選べる靴は、資材の仕入れから、パーツ加工、組み立てまですべてが地域内で行われています。
隅田川とスカイツリー