日本の地方自治体を支援するための寄付制度である「ふるさと納税」。楽しみなのはやっぱり返礼品。寄付先の自治体から地域の特産品や名産品の数々をゲットできて、しかも地域貢献までできると一石二鳥。今回は総務省がまとめた「2023年度の市区町村外からの寄付件数」に基づいて「北海道・東北地方」のふるさと納税ランキングを発表。寄付件数の多い順にベスト30を発表します。
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ふるさと納税ランキング(北海道・東北編)寄付件数TOP30!3位「北海道別海町」2位「北海道白糠町」1位は?
ふるさと納税ランキング(北海道・東北編)1位~10位
1~10位には北海道から6自治体、山形から2自治体、さらに岩手県と宮城県から1自治体ずつがランクインしました。
東北地方のトップになったのは、北海道・東北エリアでは4位の「宮城県気仙沼市」。同県の北東端に位置する港町で、北上山系の支脈に囲まれ、大川や津谷川などの河川が太平洋に注いでいます。沿岸部はリアス海岸が特徴で、複雑な入り江や半島が美しい景観を形成。三陸沖という世界三大漁場のひとつに面しています。注目の返礼品としては、「訳あり 気仙沼港水揚げ かつおタタキ 2.4kg」。寄付金額は1万1,000円。気仙沼市は27年連続で生鮮カツオの水揚げ量日本一を誇ります。訳あり品とはいえ、鮮度や味に遜色はなく、表面が香ばしく仕上げられたタタキです。家庭用に適した大容量で、価格もお得感があります。刺身やサラダ、丼物など多彩なアレンジが可能なため、多くの人に支持されています。
そして北海道・東北地方でトップになったのは、「北海道紋別市」。ホーツク海沿岸のほぼ中央に位置する人口約2万1,000人の都市で西部は北見山地、南部は千島山系に囲まれています。弁天岬から弓状に伸びる海岸線は天然の良港となっており、オホーツク海屈指の港町として知られています。流氷砕氷船「ガリンコ号」」は冬季の流氷観光の主役です。ふるさと納税返礼品で人気なのが「鱒いくら醤油漬け(200g×4パック 合計800g)」。寄付金額は2万7,000円。新鮮な鱒いくらを厳選し、鰹厚削り節や利尻昆布だしを使った特製醤油ダレで漬け込んだ一品で、使いやすい200gパック×4個セット。自宅用はもちろん、贈答用としても人気。冷凍保存が可能で、解凍後すぐに楽しめます。
