忙しい現代人にとって、温泉は「癒しの代名詞」でしょう。とはいえ、旅行となると時間もお金もかかって簡単には実行に移せません。そこで近年人気が高まっているのが、まるで「旅行感覚」を味わえる温浴施設です。ニフティ温泉年間ランキング2024をもとに、東京都で人気の温泉施設トップ5を紹介します。

3位は「江東区」2位は「大田区」…都内で気軽に“温泉旅行気分”東京都で人気の「温浴施設」トップ5【ランキング】
都内で人気の「温浴施設」は?
ホテルでの滞在をメインに、近場で休日を楽しむ「ホカンス」をご存知でしょうか。
「ホカンス」とは「ホテル」と「バカンス」を組み合わせた造語で、新型コロナウイルスの流行により遠出がしづらい状況のなか、韓国で流行した文化です。近年では日本でも、Z世代を中心に「ホカンス」を楽しむ人が増えています。
都内の温浴施設は、好アクセスが魅力。温泉に浸かり癒されたあとにホテルステイを楽しむのもいいですし、施設自体に宿泊スペースがあるところも多く、気軽に「ホカンス」を楽しむことができそうです。
今回は、そんな東京都で人気の温泉施設ランキング※をご紹介します。
※ 第19回ニフティ温泉ランキング2024「2024年都道府県別東京都ランキング 東京都総合TOP5」をもとにランキングを作成。調査期間:2023年12月1日~2024年11月30日。
第5位:東京・湯河原温泉 万葉の湯【宿泊OK】

第5位にランクインしたのは、町田市にある「東京・湯河原温泉 万葉の湯」。人気温泉である湯河原の源泉が毎朝タンクローリーで運ばれ、石風呂や露天風呂などさまざまなスタイルで楽しむことができます。
ファインバブル技術を利用した水素風呂は体温の上昇を促し、アンチエイジングや疲労回復に効果があるとか。屋上には開放感あふれる「足湯庭園」もあり、晴れた日には富士山を眺めながら名湯湯河原温泉を東京にいながらにして満喫することができます。
また、万葉の湯は宿泊も可能。定員2名の「露天風呂付客室」は、なんとお部屋にシャワー付きの露天風呂がついています。
さらに、客室を利用せずとも、TVモニター完備のリラックスルームは無料で利用可能。女性専用シートもあり、出張やビジネス利用にも便利です。
住所:東京都町田市鶴間7丁目3番1号
アクセス:東急田園都市線「南町田グランベリーパーク」駅から徒歩10~15分、東急田園都市線南町田グランベリーパーク駅、JR・小田急線町田駅から無料シャトルバスを毎日運行
営業時間:24時間営業
※ 原町田大通り道路工事のため、シャトルバス町田駅発着便は道路状況によって若干遅れる場合もあり(工事期間2025年2月まで)。
※ 詳細は公式HPを参照のこと。
第4位:天然温泉 なごみの湯

第4位にランクインしたのは、杉並区にある「天然温泉 なごみの湯」。
大浴場の内湯はお湯1L中に炭酸ガスが1,300ppm溶け込んだ「超高濃度炭酸泉」になっており、血行促進や睡眠改善のほか、糖尿病予防や抜け毛予防にも効果があるといわれています。
また、露天風呂は美肌の湯として知られる西多摩郡日の出町の「つるつる温泉」を使用。アルカリ成分が高く、お湯に浸かれば文字どおり「つるつる」のお肌に。
10時半~23時まで利用できる岩盤浴ラウンジでは、オートロウリュやスタッフによるアウフグースが楽しめるロウリュドーム「黒龍」のほか、岩盤浴や胎内浴、色彩浴など9つの異なる空間でリラックスできます。
住所:東京都杉並区上荻1-10-10
アクセス:JR中央線荻窪駅から徒歩1分/地下鉄丸ノ内線荻窪駅から徒歩2分
営業時間:10:30~翌9:00(最終入館受付8:00)
※ 詳細は公式HPを参照のこと。