ブランド米「あきたこまち」の故郷…郷土料理「きりたんぽ」が人気

日本海に面し、北部は豪雪地帯として知られる秋田県。冬は雪が多く、夏は比較的短い気候が特徴です。県庁所在地は秋田市。面積は約11,637平方キロメートルで全国で6番目。一方で人口は約90万人と、全国で10番目に少ない県です。

出羽国として奈良時代から平安時代にかけて栄え、江戸時代には佐竹氏が藩主となり、農業の発展に寄与しました。明治時代には現在の秋田県が形成されています。世界遺産に登録された白神山地や日本一の深さを誇る田沢湖など、自然環境が観光資源のひとつ。「なまはげ」や「竿燈祭り」など、独自の伝統文化や祭りも知られています。また全国学力テストで常に高い成績を収めていることでも知られているほか、持ち家比率が高く、住環境も良好です。

秋田県の特産物といえば「きりたんぽ」。秋田の伝統的な料理で、炊いた米をつぶして棒に巻きつけて焼いたもの。鍋料理に使われることが一般的です。また「稲庭うどん」は秋田県の特産のうどんで、細くて滑らかな食感が特徴。冷やして食べることが多いです。さらに「比内地鶏」は秋田県の名物鶏肉で、肉質がよく、風味豊かなことで知られています。

そんな秋田県のふるさと納税寄付件数ランキング。まずは第3位からみていきましょう。

第3位 秋田県北秋田市(寄付件数:35,401件)

秋田県の北部中央に位置し、面積は1,152.5平方キロメートルで、県内で第2位の広さを誇る北秋田市。2005年に鷹巣、合川、森吉、阿仁の4つの町が合併して誕生しました。市の85%は森林に覆われており、北秋田市のシンボルである森吉山は「花の百名山」に選ばれ、春から秋にかけて多様な高山植物を楽しめます。また「マタギ」と呼ばれる伝統的な熊狩り文化が根付いており、マタギ資料館やくま牧場など、文化体験ができる施設もあります。

そんな北秋田市のふるさと納税の返礼品は食品であれば、ブランド米「あきたこまち」や日本三大地鶏のひとつ「比内鶏」など、全国区の特産品がラインナップ。高品質で、食文化を体験する絶好の機会を提供します。「あきたこまち発芽玄米セット」は2kg×2袋で、寄付金額は1万1,000円。「比内地鶏スープ」は300g×6パックで、寄付金額は1万円。さらに家にいながら秋田県の食文化を堪能できる「きりたんぽ鍋セット」は地元の食材を使った鍋料理のセットで、寄付金額は1万5,000円。食品以外では珪藻土の産地ならではの「珪藻土バスマット」。驚異的な吸水力を誇り、実用性とデザイン性を兼ね備えた人気商品です。

あきたこまち※画像はイメージです。実際の返礼品とは異なります
あきたこまち※画像はイメージです。実際の返礼品とは異なります