日本の地方自治体を支援するための寄付制度である「ふるさと納税」。楽しみなのはやっぱり返礼品。寄付先の自治体から地域の特産品や名産品の数々をゲットできて、しかも地域貢献までできると一石二鳥。今回は総務省がまとめた「2023年度の市区町村外からの寄付件数」に基づいて「岩手県」のふるさと納税ランキングを発表。寄付件数の多い順にベスト10を発表します。
第2位 岩手県一関市(寄付件数:10万3,591件)
岩手県の最南端に位置し、人口約10万人を有する一関市。東北地方のほぼ中心に位置しています。江戸時代から城下町として栄え、平安時代には奥州藤原氏の支配下にありました。歴史的な遺産や文化が多く残っているほか、美渓や猊鼻渓などの自然景観が美しく、岩手サファリパークなどのレジャー施設も充実。観光地としても注目されています。また「もちの聖地」としても知られ、地域の食文化が豊か。特にもちを使った料理や地元の特産品が多く、グルメを楽しむことができます。
そんな一関市のふるさと納税の返礼品で注目は、まずは「格之進の金格ハンバーグ」。厳選された国産牛肉と白金豚を使用した高級ハンバーグで、肉汁が豊富でリピーターが多い一品です。特に、ソースなしでも楽しめる味わいが評価されています。「室根からあげ(いわいもも)」も注目。最高金賞を受賞した鶏肉を使用したからあげで、家庭で手軽に楽しめる人気商品です。さらに特産の「一関・平泉果報もち」は伝統的なもち文化を反映した商品で、保存料不使用の9種類のもちがセットになっています。「北国のいちご大福」は冷凍で個包装されたいちご大福で、甘さと酸味のバランスが絶妙。訳あり品として提供されることもあり、コストパフォーマンスがよいと評判です。
岩手県一関・平泉のもち食文化を象徴するお餅御膳※画像はイメージです。実際の返礼品とは異なります