日本の地方自治体を支援するための寄付制度である「ふるさと納税」。楽しみなのはやっぱり返礼品。寄付先の自治体から地域の特産品や名産品の数々をゲットできて、しかも地域貢献までできると一石二鳥。今回は総務省がまとめた「2023年度の寄付件数」に基づいて「北海道」のふるさと納税ランキングを発表。寄付件数の多い順にベスト10を発表します。
第2位 北海道白糠町(寄付件数:107万4,349件)
白糠町は、北海道の東部に位置し、釧路市の西側に隣接しています。現在の人口は約7,100人で、主に漁業、農業、酪農が盛んな地域です。この町は太平洋に面しており、その沖合では暖流と寒流が交わるため、年間を通じて多様な海産物が水揚げされます。特に、ししゃもや毛がに、ヤナギダコ、ツブ貝などは全国的に知られています。
白糠町のふるさと納税では、地域の特産品を活かした多彩な返礼品が用意されています。特に人気があるのは、町の名産品である「いくら醤油漬け」。また、「アトランティックサーモン」はノルウェーからの冷凍サーモンで、賞味期限は製造日から1年間。さらに、「毛がに」や「ししゃも」も人気です。山の幸としては、地元のしそを使用した「しそ焼酎鍛高譚」があり、全国的にも評価されています。その他にも、イタリアンチーズや羊肉、鹿肉など、地元の特産品を活かした食材が豊富に揃っています。
加えて、白糠町では寄附者向けのモニターツアーや地域イベントも開催されており、参加者は町の魅力を直接体験することができます。
いくら醤油漬け※画像はイメージです。実際の返礼品とは異なります