物価高騰が止まらない…

物価の高騰が止まらず、賃金の上昇が追い付かない現状。節約して凌がなければ、と考えている人も多いのではないでしょうか。

不動産メディア「幸せおうち計画」を運営する株式会社AZWAYが、10代から60代以上までの480人を対象に「日本の物価」についてのアンケート調査を実施。そこから見えてきたことは、日本の物価が高いと思っている人は9割以上、年収1,500万円以上の人でも7割弱いるという結果でした。

ここからは「物価高対策として実践していること」についてのアンケート結果より、いま物価上昇に悩む人たちが対策としてやっていることを紹介します。

3位は「ポイント還元やクーポンの活用」

出所:PIXTA
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  • 「原材料や人件費の高騰で仕方がない部分もあるが、もっと政府には物価高にならないような対策をしてほしいです。野菜類は、近くの直売所でなるべく買うようにしています。スーパーよりも量が1.5~2倍で、100円か200円で購入できて、購入頻度が減って節約になっていると思います。また、スーパーではポイントUPの日や商品を購入して、貯まったポイントは購入する際に利用しています」(50代女性)
  • 「節約することよりも、ポイントを上手に貯めてお得に商品を購入したり、楽しく無理なくできるポイ活を日常的にするようにしています。お金やポイントで還元されるものだけに限定せず、商品やクーポン券をもらえるアプリをいくつかやっています」(30代女性)
  • 「物価高で給与のベースアップや最低賃金引き上げについて言われているが現状として変わっていないと感じるので、効果的な対策をしていただきたいです。日用品に関しては、我が家はポイント付与とクーポン利用ができるドラッグストアを活用したり、少し遠いですがディスカウントストアで購入するようにして出費をおさえています」(30代女性)

ポイント還元やクーポンの活用を心がけている人は、ポイントが使えるお店やクーポンが使える日を選ぶなど、こまめな気配りを行って節約につなげていることが多いようです。

無料のアプリで手軽にポイントを貯められるお店が増えており、貯まったポイントは買い物の際に使用できることが多いので、まずは登録してみるとよいかもしれません。

「スーパーの特売日を狙う」が第2位に

出所:PIXTA
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  • 「近年急激に物価が上がったので高いと感じるが、海外ではもっと高いということは承知している。年金生活で元々お金を使わない生活をしているので、できるだけ安い物を安いときに買うぐらいしか対策のしようがない」(60代以上女性)
  • 「広告をこまめにチェックして食品や日用品はなるべく底値で買えるようにしています。あとは、安くてもポイントが貯まらないところでは買わない、還元があるときにまとめて買う、交通費のかからない近場で買い物をすることを心掛けています」(40代女性)
  • 「まず食費を減らしたいと思って、毎週していた外食をできる限りしないようにしました。家で食べるのと外食することではかなり支出に差が出て、月に1万円くらいの節約になりました。また、買い物の際も、特売日を調べてその日を選んで行くこと、必要なもの以外は買わないことで節約しています」(30代女性)

広告やチラシをチェックしたり特売の日時を把握したりと、こまめに商品の価格に注意することで節約をしている人も多いようです。

交通費など、買い物そのものにかかってしまうお金に注目している人もいます。なんとなくで選ばず、事前に情報をつかんでおくことが節約の秘訣なのかもしれません。