新NISAの影響もあり、個人で株式を購入する人が増えています。個人株主になることで、配当金を受け取ったり経営に参加したりすることができるようになります。また、「株主優待」が気になるという人もいるのではないでしょうか。本記事では、9月に株主優待の権利が確定する銘柄のなかから、優待内容が「食事券」の銘柄を、厳選してご紹介します。
ひらまつ(2764)
2024年9月13日時点:192円/売買単位:100/割当基準日:3月末日・9月末日
食のパイオニアとして、レストランやホテル、ブライダル事業に力を入れているひらまつ。全国各地の個性豊かなホテルで、一流シェフの料理を堪能することができます。
レストラン事業では、高級レストランから中価格帯レストランまで、複数のブランドを三大都市圏をはじめとする全国7都市に展開。熱海や箱根、軽井沢などに出店しているホテルでは、その土地ならではの食体験を提供しています。レストラン事業がベースとなった、ひらまつホテルならではの魅力です。
・レストラン飲食代、ホテル宿泊代・飲食代割引(100株以上で10%、500株以上で20%)
・婚礼飲食代10%割引
・株主限定優待フェア特別価格招待
・通信販売ワイン20%割引
※保有株式数に応じて、自社レストランなどの食事券を優待価格で販売
木曽路(8160)
2024年9月13日時点:2,345円/売買単位:100/割当基準日:3月末日・9月末日
しゃぶしゃぶレストランとして最大手の木曽路は、中部地区から首都圏・関西圏まで、居酒屋や焼肉などさまざまな業態で店舗数を増やしています。
主力事業であるしゃぶしゃぶと日本料理の「木曽路」には、落ち着いたお座敷の個室があり、慶事や法事など多様なシーンでの利用が可能です。
一方で、同じくしゃぶしゃぶレストランである「鈴のれん」は、比較的安価で食べ放題メニューもあり、家族や友人を誘ってカジュアルに楽しめます。
・食事券
(100株以上で1,600円分、500株以上で8,000円分、1,000株以上で16,000円)
※木曽路グループの全店舗で利用可
空港施設(8864)
2024年9月13日時点:569円/売買単位:100/割当基準日:3月末日・9月末日
羽田空港を拠点に、国内主要空港で多目的ビルなどの施設やインフラの提供をしているグループです。ノンアセット事業や海外事業など、空港外事業にも意欲的に取り組んでいます。
大学の国際学生寮が軸となった複合施設の建築や不動産賃貸など、幅広く事業フィールドを広げているようです。株式優待の商品である食事券は、不動産事業で管理している施設内のお店で利用できます。
・飛行機の見えるレストラン「ブルーコーナーUC店」食事券
(100株以上で2,500円券×1、500株以上で2,500円券×2)