試着写真で確認すべきポイント

全体のバランスはもちろんですが、気にしている部分がどうみえるのか? も忘れずにチェックしましょう。特に二の腕にお悩みがある人は、袖丈のデザインが大事です。

【二の腕の例】

腕の太いところが目立つ袖→フレンチ袖

着痩せしてみえる袖→フレア袖

出所:『ダイエットなしで着痩せして見えるワンピースの選び方』(笑がお書房)より抜粋
出所:『ダイエットなしで着痩せして見えるワンピースの選び方』(笑がお書房)より抜粋

試着をする時や写真を撮る時は、そのお洋服に合わせたいイメージの靴を合わせるのが理想です。お店にある靴はサイズやデザインに限りがありますので、可能ならご自身の靴などを用意して行くのも良いですね。靴まで合わせる理由は、ヒールの高さや靴のデザインで似合う、似合わないが変わってくるからです。

お店のハイヒールで合わせたらとても素敵だったけれど、実際にハイヒールを持っていないとしたら、結局出番がなくなってしまうことになりかねません。靴まで合わせて、トータルコーディネートで試着することを、できる限り心がけてください。

試着が習慣になると、自分に本当に似合うものがわかってきます。やっぱりこちらの方が似合うなとか、意外とこういったものも似合うのだなと、その都度、多くの発見があります。

写真を撮り、客観的に見ることは大切です。ハンガーに掛かっている洋服を見るだけでは、腰の位置、ウエストの位置がどれくらいなのか、自分に合っているかを知るのは難しいです。そんなにウエスト部分は高くないと思っていても、着てみると意外とハイウエストだったということもあります。デザインの良し悪しも着てみると印象が変わるものが多いです。

洋服を見るだけで着用イメージまでわかるのはプロでない限り難しいので、試着を重ね、自分に似合う洋服を見極める目を磨いていきましょう。

さらに、試着ができない通販での買い物には、より注意が必要です。LやMなどの表記だけで購入してしまっては、失敗が多いです。バストサイズの、たった数センチの違いは、大きな影響を与えます。しかし最近の通販サイトでは、バスト、ウエストなどサイズは細かく表記されていますし、ストレッチ、透け感などまで表記されているところもあります。

またユーザーレビューなども充実していますので、自分と近い体型の人を探して参考にしましょう。