着こなしのハードルが高く、なかなか手が出しにくいのが「柄物」。しかし、「柄物」と一言でいっても、さまざまなデザインがあり、なかには抜群の着痩せ効果を誇る柄もあるようです。二―亜紀子氏の著書『ダイエットなしで着痩せして見えるワンピースの選び方』(笑がお書房)より、詳しく見ていきましょう。
極めれば〈着痩せ効果〉絶大!…ワンピースの着こなしが断然素敵に見える「柄」選びの法則【着痩せのプロが伝授】
着痩せする柄、太って見える柄の違いは?
では、どのような柄が着痩せして見せてくれるでしょうか。着痩せする柄の代表は、ストライプ。ただし横ではなく、縦であることが鉄則です。また、斜め線もいいですね。ここからは応用ですが、模様が縦や斜めに一緒に入っているものも着痩せします。
着痩せには、目の錯覚を利用するとお伝えしましたが、無地ではこの目の錯覚が色だけとなります。せっかくならば、色と柄をフルに活用しましょう。
着痩せ柄の代表のストライプ(縦線や斜め線)は、目の錯覚が大きく働く柄です。縦線は縦方向に伸びるラインを作り出し、体型を引き締めて見せて、すっきり見えるようになります。
斜め線はストライプを斜めに使った柄で、体型や面積をカモフラージュして、体のラインを目立たなくさせてくれる最強の着痩せ柄です。
さらに、ストライプは着痩せ効果以外にも、シャープな印象を作り出してくれます。そのため、カッコいい印象になりたい女性にはストライプの魔法は欠かせません。自分のカバーしたいパーツのアイテムにも取り入れてみてください。
たとえば、下半身にボリュームがある人は、ストライプのワイドパンツなどを履くと、体型カバーのコーディネートができるでしょう。ポイントは、ストライプの幅です。
似合うストライプの幅は、その人の身長や骨格によって変わってきますが、一般的には太いストライプは引き締め効果が薄れます。どれくらいのストライプの幅がいちばんスッキリ見えるのかぜひいろいろな幅のものを試して確認してくださいね。
逆に、整列された柄、たとえばドットやギンガムチェックなど、とくに一定のパターンが規則正しく並んでいる柄は、着太りして見えることがあります。その理由は、整列された柄は規則正しくパターンが繰り返されるため、視覚的に拡大されて見えるからです。柄の大きさが体型に合っていない場合は、欠点がより強調されます。
また、丸味を強調するような柄は、体型の特定の部分に視線を引き寄せる可能性があります。太ももやお腹周りなど気になる部分に配置されると、その部分がより目立つことがありますので注意しましょう。
◎:着痩せ効果の高い柄
×:着痩せ効果がなく、むしろ太って見えやすい柄
二― 亜紀子
株式会社 魔法のワンピース®
代表取締役