医学部に合格するには、最低でも偏差値65は必要。そう言われるなか、医学部専門予備校 京都医塾は「偏差値40からの医学部逆転合格」を掲げ、実際に毎年多数の逆転合格者を送り出しています。偏差値40どころか、偏差値30から1年で医学部合格した生徒さんも…。そんな理想の医学部合格システムともいえる京都医塾の指導が、オンラインで全国どこにいても受けられるようになりました。いかにして「偏差値40からの医学部逆転合格」のメソッドをオンラインで届けるのか。他社のオンライン指導とは何が違うのか。京都医塾 塾長・清家二郎氏に伺いました。

「京都限定の理想の医学部合格システム」がついに全国へ

医学部受験において「国公立は無理でも、私立なら…」という時代は終わりました。現在は国公立、私立を問わず医学部の合格ボーダー偏差値は65となっています。この偏差値65というのは、全国の大学受験者の上位6%に該当し、東大・京大の医学部以外の主な理系学部とほぼ同じレベルです。2024年度は、私大医学部定員3,698人に対し、約10万人が志願しました。

 

医学部受験が苛烈を極めるなか、京都医塾は「偏差値40からの医学部逆転合格」を掲げて毎年多くの合格者を送り出しています。2024年度入試の一次合格率は75%(79名中60名)、医学部進学率は62%(79名中49名)。また、24年度も偏差値30台から1年間の通塾で1名が医学部進学を果たしました。ここに挙げた合格実績はすべて、2023年4月時点で偏差値40以上だった高卒生たちのデータです。

 

医学部合格には最低でも偏差値65は必要と言われる中、なぜ京都医塾の高卒生科は偏差値40から合格できるのか。それは、1年間の「京都留学」で京都に身を置き、すべての時間を医学部合格のために費やすからです。

 

前回の記事で、京都医塾の強みを大きく3つに分けて紹介しました。

 

まずは、①合格までの道筋を見つける「分析力」。京都医塾では入塾選抜テストを行いません。「本気で医学部に合格したい人」であれば、どんな学力からでも入塾できます。入塾を希望される方には、学力・習熟度をはかる京都医塾オリジナルの到達度確認テストと体験授業を実施し、現状分析を行います。その結果から合格までの道筋を見つけ、生徒さん1人ひとりに最適なカリキュラム・教材・講師・チームを作ります。

 

次に、②「フルオーダーメイドのカリキュラム」。朝6時から夜24時までを15分刻みでスケジューリングした「スケジュールシート」も、生徒さん1人ひとりに最適な形で作成します。

 

そして、そのきめ細やかなフルオーダーメイドカリキュラム・スケジュールを③ 「実行させる力」です。それを可能にするのが、手厚いサポート体制です。生徒さん1人に対して科目別エキスパート講師13人をアサインして徹底指導、それに加えて整体師や心理士などのコ・エデュケーショナルチームが一丸となって合格までの日々を心身共にサポートします。

 

京都医塾の校舎は京都市内に2拠点6校舎ありますが、全国展開はしていません。というのも、古くから「学問の都」「学生の街」と称される京都は、医学部受験に強い土地です。落ち着いた環境で学ぶことができ、ハイレベルでアカデミックな教育に情熱を持つ講師陣を常に多数そろえられるのは、京都だからこそ。実際、京都医塾の専任講師は7割が京大卒です。 

 

しかし、京都医塾で学ぶことを希望しつつも、さまざまな理由で京都に来られない生徒さんもいます。そうした方にも京都医塾の授業を届けたい。より多くの受験生をサポートしたい。その想いから、全国どこにいても質の高い授業を受講できる「京都医塾オンライン校」を開校しました。

 

オンライン校の開校理由は、単に「コロナ対応のため」ではない

京都医塾オンライン校の開校は2022年1月ですが、コロナ禍はきっかけの1つに過ぎません。実はオンライン授業自体は、コロナ禍に突入する数年前から内々で実施していました。

 

というのも、

「兄のように自分も京都医塾で学びたいが、高校生だから京都留学はできない」

「病気で通塾が困難になってしまった、でも医学部をあきらめたくない」

など、さまざまな事情で京都での通塾が難しい生徒さん・保護者の方から「京都医塾の授業を受けたい」というお声がたびたび届いていたからです。

 

本気で医学部を目指す生徒さんの力になりたい。その気持ちから、私たちは一部の希望者に対してオンライン授業を提供してきました。同時に、対面授業と遜色ないサービスを提供するべく、ITの技術面や、サポート体制のブラッシュアップに努めてきました。そうして理想のオンラインシステムが完成し、満を持して「京都医塾オンライン校」という正式なサービスを開始したのです。

 

また、地方にお住まいの医学部・難関大学国公立を志望する受験生は、「塾難民」になりやすく、教育の地域格差に直面することもあります。例えば、受験対策をしようにも地元の予備校から「医学部・難関大学国公立志望の受験生を指導できる講師がいない」と入塾を断られたり、受験生本人の学力と地元の塾のレベルがマッチせず放課後に片道1時間以上をかけて塾に通ったりするケースも少なくありません。

 

また講師の指導力の面ではなく、医学部受験情報を十分に集めるのが難しいという理由で、地元の塾から医学部専門予備校に乗り換えるケースもあります。実際に京都医塾へ転塾してきた生徒さんの中には、「地元の塾に通ったけれど、医学部の面接・小論文指導をしてもらえなかった」「医学部の情報が十分でなく、受験校選びについて十分なアドバイスをもらえなかった」という方もおられます。

 

そのような意味で、オンライン校が開講して、都心部から離れた場所に住んでいる生徒さんに京都医塾の教育を提供できるようになったことは、生徒さんにとっても社会にとっても意味のあることだと考えています。

「京都で対面授業を受ける高卒生」と同じクオリティで学べる

京都医塾では、対面授業のクオリティでオンライン授業を開講しています。各サービスについては通塾生と異なる部分はありますが、 同じ効果・結果が期待されるサポート体制を整えて提供しています。学校がある現役生でも、京都での下宿が難しい高卒生でも、京都留学している高卒生と同じクオリティで学ぶことが可能。家にいながら「オンライン京都留学」をすることができるのです。

 

現地で対面授業を受ける生徒さんと同様、オンライン校も入塾選抜テストは行いません。入塾にあたっては到達度確認テストと体験授業で現状分析を実施し、分析結果に基づきプランニングを行い、カリキュラムなどを提案します。

 

カリキュラムも、通塾生と同じようにカウンセリングを通してフルオーダーメイドで作成しますし、テキストも通塾生と変わらず、京都医塾オリジナルのものを使用します。また、限られた時間の中で学習効果を最大にするために、15分刻みのスケジュールリングを行い、授業以外の時間も含め徹底管理します。高卒生に比べて圧倒的に時間のない現役生も、このスケジューリングによって効率よく学習でき、学校行事や部活などと両立しながら受験勉強を進めることができます。

 

とはいえ、「カリキュラムやテキストが同じでも、やはり対面授業に劣るのではないか?」「講師の説明を一方的に聞くだけで終わるのではないか」と考える方もいるでしょう。

 

2台のタブレットで「対面授業の感覚」を再現

オンラインでも、双方向のやりとりを実現
オンラインでも、双方向のやりとりを実現

 

京都医塾オンライン校では完全1対1の個人授業を用意しており、京都医塾が無料で貸し出すタブレット2台(映像用と板書用)を使って授業を行います。

 

映像用タブレットには講師の姿と板書が同時に映し出されます。視線を手元に落とすことなく、1つの画面上で、講師の表情や身振り手振りを見ながら板書の解説を聞くことができるので、「いま講師が何を説明しているのか」がわかりやすく、教室で授業を受けるときと同じ感覚で受講できます。また、講師側にも生徒さんの顔や声が届いているので、生徒さんが授業についてこられているかどうか、リアクションを確認しながら進められます。目の前にいるときと変わらず、双方向のコミュニケーションが可能となっています。

 

もう1つの板書用タブレットは、講師の板書と生徒さんのノートが合体したものです。講師の書き込む内容がリアルタイムで反映され、生徒さんはそこにメモを追加することができます。生徒さんは、板書になかったが自分が内容を理解するために必要な情報のみを書き加えればよいので、「板書を書き写すのに必死で、大事な話を聞き逃してしまった…」というロスを減らせます。講師側も生徒さんのノートをリアルタイムで見ているので理解度が分かりますし、認識の違いや躓きがあればすぐに対処できます。講師が共有した板書や資料は授業後も保存されるので、手元用のノートとして復習に役立てることができます。また、授業時間外もお互いに書き込むことができます。

 

お互いの顔や声、手元をリアルタイムでやりとりする仕組みは、集中力の維持・向上にもつながっています。人目があるので程よい緊張感を保てますし、もし授業中にウトウトしたり、タブレット上で他のページを見たりした場合には、講師から声をかけられるので、気が引き締まります。

 

【京都医塾オンライン校】動画で分かる京都医塾オンライン校とは?

 

24時間いつでも質問でき、24時間以内に回答が返ってくる

学習を進めるうちに出てくる疑問のほとんどは5分で解消できると言われます。京都医塾の校舎には常に専任講師たちが待機しているので、通塾生はいつでも質問をすることが可能です。この環境を再現するため、24時間以内に回答が返ってくるオンライン質問システムを用意しました。オンラインなら24時間いつでも質問できます。疑問に思ったことがあればすぐにノートに書き込んで、質問システムでお知らせください。タイミングによっては多少前後する可能性もありますが、基本的に24時間以内に返答します。

 

授業外も集中できるようにサポート

「授業中は講師の目が行き届くかもしれないが、自習時間は?」という懸念もあるかもしれません。いくら分刻みでスケジュールを管理していても講師の目が届かないので、サボってもわからないのではないかと。

 

京都医塾は生徒さん1人ひとりに対して、15分刻みでスケジューリングしたフルオーダーメイドカリキュラムを作成していると述べました。これにより、授業だけでなく自習などの授業外の時間も管理しています。京都の高卒生は、校舎内に1人に1つ用意している個人ブースで朝8時から夜10時まで自習することができ、授業外の自習時間も、その様子をスタッフが見守っています。

 

それと同じように、オンライン校でも「オンライン自習室」を用意し、自習時間を管理しています。常にスケジュールを実行するための15分タイマーが表示されているので、時間を意識して学習できます。 

 

オンライン自習室では、生徒さんは板書用タブレットで自分の手元(ノート)を映しながら自習をします。授業時と異なり、顔は映さなくて大丈夫です。これにより人目があることを程よく意識でき、自習時間に集中することが可能です。

 

週1の担任カウンセリングや定期的な三者面談でフィードバック⇒学習計画を更新・改善

また、きめ細やかなスケジュールを実行できるよう、担任によるカウンセリングを週1で行います。1週間を振り返り、進捗状況を確認しながら、うまく回っていない部分があれば修正します。カウンセリングの中で、日々の悩みや不安なことなどもヒアリングして寄り添います。

 

他にも、定期的にオンライン三者面談を実施しています。生徒さんの学習状況や課題、体調やメンタルの改善点などを担当講師間で共有・分析・話し合いをし、学習方針や受験に関するアドバイスを行います。ご希望があれば、三者面談を京都で実施することも可能ですし、家庭訪問も行います。三者面談の時期でなくとも、保護者さん側で気になることがあれば、いつでも電話等でお伺いします。

 

面接対策もオンラインで万全に

医学部受験の小論文・面接対策も、基本的にオンラインで行います。

 

小論文指導では、京都医塾のダブルタブレット授業の良さが存分に発揮されます。事前に準備した文章を先生と相談しながら修正したり、授業内に添削してもらうことができます。

 

面接指導について、回答内容の準備や言葉遣いなどはオンラインでも十分に練習できます。そのうえで、各大学に特化した面接対策を行います。集団面接の練習をしたいなどの要望に応じて、京都にお越しいただいて対面で行うこともあります。

 

また、オンライン校生も東京などでの受験時に京都医塾の講師が同行する「受験サポート」に参加でき(希望制)、通塾生と同じように一次合格発表後のタイトなスケジュールの中でも面接対策の最終仕上げを対面で行うことができます。

 

長期休暇を利用した「短期リアル京都留学」で実力を大幅アップ

ほかにも、長期休暇などを利用して京都現地の校舎で学ぶことも可能です。数週間の「短期リアル京都留学」を行い、通塾生と同じ環境・生活リズムで学習することで、短期間での実力大幅アップを目指します。

 

朝8時から夜10時までの1日14時間を濃密な生活リズムで過ごすことで、対面で学ぶ通塾生らの雰囲気や本気度を実感してもらい、「自分も負けないぞ!」とモチベーションアップにつなげる狙いもあります。参加した生徒さんからも非常に好評を得ています。

 

長期休暇は「短期京都留学」で実力を大幅アップ
長期休暇は「短期リアル京都留学」で実力を大幅アップ

 

【実例】フルオンライン授業で医学部に合格

フルオンライン授業で医学部合格を果たした生徒さんの実例を一部、ご紹介します。

 

◆高校3年生の6月に入塾、短期間で「E判定⇒医学部合格」へ

高知大学 医学部医学科 合格

成瀬 友翔さん(小野高校[兵庫県]出身)

「私は直近の模試で思うように偏差値が出ず、高3春の時点で医学部受験に悲観的な思いを抱きながら京都医塾に入塾しました。それまで塾に通っていなかったので、短期間で合格点へ届かなくてはいけないというプレッシャーもありました。

そして授業が開始すると、自分の実力が足りていないことを痛感するとともに、授業の度に確実に学力が伸びていることを感じました。私は苦手分野である英語、化学に加え、小論文という3つの授業を受講しました。結果、授業で習った分野はすべて自分の中でトップレベルの武器に化け、入試本番でも京都医塾で学んだことを十全に発揮でき、無事に合格を勝ち取ることができました。」

 

⇒こちらの生徒さんは、入塾前の全国模試がE判定だったところからの合格で、お母さまも大変喜んでくださっていました。高3の6月に入塾して短期間で大きく成績を伸ばしてくれました。合格後のアンケートでは、「地元の塾で医学部の面接・小論文対策をしてもらえないと言われたので京都医塾に問い合わせた」と入塾のきっかけを教えてくれました。

 

◆オンラインでも対面授業と変わらないクオリティ

兵庫医科大学医学部医学科

田辺 明日香さん(土佐高校[高知県]出身)

「京都医塾のオンライン授業は他の予備校とは違い、自分が解いている過程を見てもらうことができます。何よりも先生が本当によく、教え方が丁寧なのはもちろんですが、常に自分の気持ちに寄り添ってくれました。気分が落ち込んでいるときも、先生がわざわざ電話をかけて、気にかけてくださいました。その時は本当に嬉しかったです。オンラインでも、まるで塾にいて対面で授業を受けているように感じました。

また、長期休みに行く『京都留学』では、勉強だけでなく、楽しい話も先生とたくさんしました。わからないことをたくさん質問でき、不安なことをなんでも相談できる環境が備わっていました。」

 

⇒普段の学校がある期間はオンラインで学び、夏休みなどの長期休暇には「京都留学」に来てくれた生徒さんです。「数週間、京都で朝から晩まで勉強して、京都医塾に全国から集まった医学部を目指す仲間からも刺激を受けつつ学習を進められたことで、モチベーションが上がった」とも話してくれました。

 

◆オンライン授業ならではのメリットを最大限に活かして志望校合格

日本大学 医学部医学科

池田 寛洋さん(巣鴨高校[東京都]出身)

「僕が感じたオンライン校の良さは2つあります。1つ目は、『分からないときに、すぐに質問できるところ』です。オンライン校では 24時間いつでも質問できるシステムがあったので、気軽に疑問を解消することができました。

2つ目は、『勉強時間を拘束されないこと』です。体調とのバランスを取りながら、メリハリをつけて短時間で効率よい学習をすることができました。受験は勉強時間だけでなく、効率も大事です。僕の場合は、オンライン校のメリットを最大限に活かして志望校合格を掴むことができました。」

 

⇒こちらの生徒さんは、高卒科の通塾生として対面授業をスタートしたあとに体調を崩され、実家に戻らなければならなくなりました。ただ、京都医塾の授業を継続したいと本人と保護者様が希望され、オンライン校に転籍しました。体調との兼ね合いで思うように勉強時間を確保することが難しいときもありましたが、タブレットを利用した京都医塾のオンライン授業で効率よく学習を進め、合格を掴んでくれました。

「本気で合格したい人」なら、どんな学力からでも始められる

オンライン校には、体調面や精神面などいろいろな理由で高校に通っていない生徒さんも在籍しています。また高校を中退された生徒さんや、高校はなんとか卒業したけれど、勉強はほとんどしていなかったという生徒さんも学んでいます。実際、高校中退後に高卒認定を受け、オンライン校で学んで医学部に進学した例もあります。

 

そうしたさまざまな背景を抱えながらも、本気で勉強して医師を志す生徒さんにとって、京都医塾本校と同等の学習サポートが自宅で受けられるオンライン校は、非常に高い満足をいただいていると自負しています。

 

また、医学部に合格するためには、有名私立中高一貫校のエリート高校生でなければ難しいのではないかという声をよく聞きます。

 

実際のところ、京都医塾のオンライン校に通う生徒さんは、そのような方ばかりではありません。有名私立中高一貫校に通っていなくても、現状を徹底的に分析して、京都医塾が提案する「中長期プランニング」をしっかり立てて実行すれば、医学部・難関国公立大学への現役合格も可能です。

 

全国の受験生のみなさんにとって、この受験は人生の転機となる瞬間です。それを本気で戦うことができる場所と時間、それが京都医塾の「京都留学」です。

 

現在の学力に不安があり、医学部や難関国公立大学に合格するのは難しいのではないかと考えておられる方も大丈夫です。

 

まずは京都医塾の「医学部・難関大学合格診断」を受けていただき、現状を徹底的に分析することから始めましょう。

 

「本気の覚悟」を持つ受験生のみなさんを、私たち京都医塾も、スタッフ一同「本気の覚悟」でお待ちしています。

 

 

医学部専門予備校 京都医塾

 

圧倒的合格率で「偏差値40からの医学部逆転合格」へ導く医学部専門予備校。京大出身の社員講師を中心に全国に校舎を増やさず、京都にしかない独自の教育サービスを展開。

医学部の受験競争が激化し、合格には偏差値65以上が必要と言われるなか、入塾選抜テストを行わず、偏差値40台から受験勉強をスタートした生徒を毎年合格させている。