【事例】リビングが狭く、ダイニングが広いです

家具と部屋のサイズがミスマッチで、ストレスフルな家具レイアウトに…

出典:『狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール』(彩図社)より抜粋
[図表1]変更前のレイアウト① 出典:『狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール』(彩図社)より抜粋
出典:『狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール』(彩図社)より抜粋
[図表2]変更前のレイアウト② 出典:『狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール』(彩図社)より抜粋

[図表1]は、リビング6畳、ダイニング8畳、キッチン3畳の、LDKの間取りの様子です。リビングとダイニングの大きさを比べてみると、ダイニングの方が大きいですね。

しかし、[図表2]のようにソファやテレビボードなどのリビング家具のほうが、ダイニングテーブルやダイニングチェアなどのダイニング家具よりも、必要とする空間は広いですよね。

ダイニングにはゆったりテーブルがレイアウトできているのに、ソファは窮屈そうです。このように家具が必要とする広さと、部屋の広さのミスマッチが起きていることが、部屋が狭く使いにくい原因となっています。

家具と部屋のサイズが合わないと動線も確保できない

また、ダイニングからバルコニーへ向かう動線(矢印)が、ソファにぶつかっています。[前掲図表2]そのため、バルコニーへ出るときは、障害となるソファを少し移動するか、または、テレビの前の狭いスペースを通らなければならなくなり、かなりストレスフルな家具レイアウトとなっていました。