SNSの発信から地域のお知らせポスターにいたるまで、わたしたちが「デザイン」に触れる機会は多くあります。デザイン研究所による著書『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より、プロのデザイナーの視点から、「初心者あるある」を脱するセンスのいいデザインを学んでいきましょう。
「塗り」と「線図形」は“あえて両方”使う
「塗り」だけだと重くなり、「線図形」だけだと軽くなる
ピザを紹介するグループの中で、星形のNEWの塗り図形と、sizeの表記であるMとLを囲む線図形の両方が使われています。
店舗情報を紹介するグループの中で、受付時間と営業時間は線図形、予約サイトの文字は塗り図形を使った小見出しになっています。
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塗り図形だけだとデザインが重くなり、線図形だけだとデザインが軽くなります。
他のデザインサンプル1
【葉】1つのスライドの中で、塗り図形と線図形の両方がある
【木】塗り図形と線図形の両方があることで、1つのスライド内にメリハリが生まれている
【森】メリハリを出したい時に、線図形と塗り図形の両方を使うとバランスが良くなる。デザイン全体が重い印象の場合は、線図形に変えて、軽い印象の場合は塗り図形に変えてみる
他のデザインサンプル2
【葉】背景の図形が、赤い塗り図形と白い線図形の両方で構成されている
【木】赤い塗りと白い線の両方を使うことで、バランス良くメリハリが生まれている
【森】上の森を見ると同じ
デザイン研究所